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一条岬原作映画『今夜、世界からこの恋が消えても』 道枝駿佑(なにわ男子)&福本莉子の儚くも美しい青春ショットとともに、現場レポートが到着!(後編)

一条岬による同名恋愛小説を、道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子というフレッシュな若手俳優で実写映画化する『今夜、世界からこの恋が消えても』。制作模様を前後編でお伝えする後編は、クランクアップの様子をお届けします!

道枝駿佑と福本莉子のキラキラまぶしいデートシーン

嘘の告白がきっかけで、“本気で好きにならないこと”を条件に付き合い始めた透(道枝)と真織(福本)。互いを知るにつれふたりは惹かれ合っていくが、偽りの恋といえなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものだったーー。


デート中にお昼寝のシーンより。真織を優しく見つめる透の表情が美しい。


透と真織のデートシーンの点描撮影は、メリーゴーラウンドに乗るシーンも印象的だった。自分にスマホのカメラを向ける真織に対して、白い木馬に跨りながら「楽しいけど、そんなにまじまじと見ないでよ」と照れ笑いを見せる透。これは、実は台本には細かいセリフがなく、道枝と福本のアドリブの掛け合いだったというから驚きだ。また、本作で真織は、自身の「前向性健忘」という病を明かすシーンがある。この病気は眠るとその日の記憶を失ってしまうという難病で、そのために真織は日々写真を撮ったり、日記を書いている。本作は、その「記録に残すべく撮影する」という〝相手を見つめる行為〟が映像表現でクローズアップされている。そのときに分かる相手の素顔や日常の美しさ。そこで感じる感情の機微こそが、まさに恋愛そのもの。三木監督はこう語る。
「恋愛において、相手に対して近視眼的になってしまう感じを映像の中でどう表現できるかというのは、ラブストーリーで重点を置いているところではあるんです」。


真織は、出来事を明日の自分に伝えるため、常にメモをとっている。


監督が演出で重視していたのは、目線や目力だった。たとえば、交際の条件を話すシーンでは、福本にできるだけ瞬きしないよう演出。透が家族について語るシーンでは、道枝に視線を外さずに真織を見ながら話すよう演出したという。


入念に打ち合わせを重ねる道枝と三木監督。監督は、「道枝駿佑くんと福本莉子ちゃん。眩しさの真っ只中にいるフレッシュな二人だからこそ表現できる想いの儚さ尊さを、この作品で大切に描けたら」とコメント。


透、真織、真織の親友・綿矢泉(古川琴音)。3人は互いに信頼し合っていて、泉も合流して3人で遊ぶこともしばしば。古川は、監督が言った「泉は十字架を背負っている」という言葉をお芝居に活かして臨んだという。


また、海でのデートでつい寝てしまった真織が、眠りから覚めて透の存在に気づくショットは特に印象的だ。さまよう視線=カメラが透にたどり着き、「目覚めた?」と微笑む道枝に、モニターを見ていたスタッフから「キラーショット!」の声が上がったほど。本作の道枝と福本の姿にこそ、恋すること間違いなし!


真織のお昼寝ショット。眠りから覚めた時、彼女は何を想うのか……?


撮影期間の約1カ月間、透と真織としてそれぞれの時間を生きた、道枝と福本。まずは道枝が、3月5日、池袋サンシャインシティ水族館のお土産ショップでの撮影でクランクアップ。「充実した毎日で、たくさんのことを学ばせていただきました」と道枝は感無量だった。

道枝のクランクアップから3日後の3月8日に、福本も無事撮了。「今できる自分の全部を出し切りました」と笑顔を見せた。そして福本がインタビュー映像を収録している際に、背後から道枝がサプライズで登場! 福本のアップをお祝いすべく、他のキャストやスタッフにも見つからないように車の中で数時間待機していた道枝。そのサービス精神は、まさに透そのものだ。ここで、道枝から福本にドライフラワーの花束が贈られた。それは思い出がずっと残るという意味を込めたもので、福本の好きな色や花言葉にこだわって道枝が花をセレクトしたという。受け取った福本の感激もひとしおだった。永遠に残るものとなった撮影現場の思い出。そうやって完成した本作もまた、ふたりの胸にも観客の心にも永遠に残るものとなるはずだ。

三木孝浩監督と対話を重ねながら、原作を肌身離さず持ち歩いて透と真織に向き合ったというふたり。彼らのキラキラしたデートシーンや、胸が苦しくなるほどの恋する気持ちを映像で表した三木ワールドは、ぜひ劇場でご覧いただきたい。

原作紹介



「今夜、世界からこの恋が消えても」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
著者:一条 岬
https://mwbunko.com/special/sekakoi/

原作は、映画化もされた「君は月夜に光り輝く」を輩出した電撃小説大賞の2019年受賞作品。応募総数4607作品の頂点にして、冒頭からは全く予想できないストーリー展開と結末に全選考委員が涙したという傑作で、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年7月時点)するなど、国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説。

一条 岬コメント

今、当たり前にもっているものは、いつか失ってしまうもの。だからこそ、心を込めて大切にしたい。原作のあとがきをそう書き終えてから二年が経ちました。幾多の別れと出会いがある中で、映画の撮影見学という形で登場人物と再会することができました。道枝さんの演じる透はどこまでも優しく、福本さんの演じる真織は生きることに真摯で、古川さんの演じる泉は大切な何かを守ろうとしている。生きて、動いて、人物として思考する三人の姿に感動し、同時にとても嬉しくなりました。
私が原作者でなくても、この映画は必ず観に行きます。客席に腰かけ、少しの緊張とともに物語の開始を待つ。あとはもう、素晴らしい映像と脚本、心のこもった演技と音楽に身を任せ、笑ったり驚いたり、泣いたりすればいい。そんな最高の映画体験を、一観客として皆さんと待っています。

作品情報



『今夜、世界からこの恋が消えても』

原作:一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
監督:三木孝浩
脚本:月川翔 松本花奈
主題歌:「左右盲」/ヨルシカ(UNIVERSAL J)
音楽:亀田誠治
出演:道枝駿佑(なにわ男子) 福本莉子 古川琴音/前田航基 西垣 匠 松本穂香 野間口 徹 野波麻帆 水野真紀/萩原聖人
配給:東宝

全国東宝系にて公開中

©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

公式HP:https://sekakoi-movie.toho.co.jp/
公式Twitter:@sekakoimovie
公式Instagram:sekakoimovie


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