若い看護師と医師が地域医療の現場で奮闘する姿を描き、好評を博しているドラマ「勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜」。このたび、NHKあさイチ「プレミアムトーク」に原作者である夏川草介さんの出演が決定しました。ぜひご覧ください!
NHKあさイチ「プレミアムトーク」に、ドラマ「勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜」原作者の夏川草介さんが登場!
◆放送概要
放送予定:2026年7月31日(金)8:15~9:53(NHK総合)
※NHKワールドプレミアムで、世界各国で放送
※NHKオンデマンド、NHKプラスで配信
※生放送のため、予告なく変更される場合があります
ドラマ化記念スペシャルコンテンツ
◆試し読み
ドラマ化を記念して、第一話「秋海棠の季節」を特別公開中!
▼試し読みはこちら
https://kadobun.jp/trial/wasurenagusano/aib9lw2w9rks.html
◆著者インタビュー
単行本刊行時に公開した夏川草介さんのインタビューを、ドラマ化に際し、再編集・再掲載してお届け!
▼インタビューはこちら
https://kadobun.jp/feature/interview/entry-167362.html
ドラマ「勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜」
◆ドラマ情報
プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜」
BS 2026年6月28日(日)スタート 毎週日曜 夜10:00~10:45(全8話)
BSP4K 2026年7月26日(日)スタート 毎週日曜 夜10:00~10:45(全8話)
出演:
福本莉子・菅生新樹/土村芳 田辺桃子 白河れい おかやまはじめ 広岡由里子 ほか
脚本:羽原大介
音楽:コトリンゴ
制作統括:石井満梨奈(AX-ON) 樋口俊一(NHK)
プロデューサー:元信克則(ユニオン映画)
演出:池澤辰也 長沼誠 長尾くみこ
◆原作者・夏川草介さんコメント
自分の作品の中で「唯一の医療小説」。それがこの物語の、私の中での位置づけです。私自身が医療現場で直面した具体的な問題をテーマに据え、徹底してそこに焦点を当て続けることを心がけた作品だからです。出版からすでに五年以上の月日が過ぎ、その間にも医療技術は確実に進歩していますが、作中に取り上げたテーマは依然として現場に立ちはだかっています。どれほど技術が進んでも、命をとりまく問題の本質は変わらないということを痛感します。けれども問題が困難だからといって、悲観や絶望を伝えたいわけではありません。正解はありませんが、私なりの希望はしっかりと描いたつもりです。安曇野の景色と、沢山の花々とともに、この物語を多くの人に届けられることを嬉しく思います。
夏川草介『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』作品紹介
◆あらすじ
美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族……老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か? 真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル!
◆主な登場人物
月岡美琴(つきおか・みこと)
梓川病院に勤める三年目の看護師。明朗快活。病棟の重要な戦力だが、まだまだ未熟な面も。正太郎を励ますうち心が通じ合うように。
桂 正太郎(かつら・しょうたろう)
梓川病院に研修医としてやってきた青年。真面目だがどこか茫洋としていて周囲から変人扱いされる中、美琴の強さに惹かれていく。
◆各話紹介
「秋海棠の季節」
内科病棟にやってきたばかりの正太郎が担当することになったのは膵臓癌で余命わずかな四十代の男性。家族を遺して逝かなければならない患者にまっすぐ向き合おうとする真摯な姿に、美琴は心打たれる。
「ダリア・ダイアリー」
正太郎の新たな指導医・谷崎は、八十代以上の患者は看取りに持っていくため「死神」とあだ名されていた。正太郎はそんな方針に異を唱えるも、谷崎の経験に裏打ちされた信念には反論できず……。
「山茶花の咲く道」
院内で患者が誤嚥による窒息で死亡。防ぎようのない事態ではあったが、遺族は医療事故を疑っているという。訴訟沙汰を避けるため責任を認めようとする上層部に、美琴はひとり敢然と異を唱えるが。
「カタクリ賛歌」
寝たきりで意識もほぼない高齢患者が予定する胃瘻手術、急性胆管炎で救急搬送されるも「ただお迎えを待ちたい」と望む九十五歳の女性。自然に消えゆく命の前に、正太郎は日々苦しい判断を迫られる。
◆書誌情報
書名:勿忘草の咲く町で 安曇野診療記
著者:夏川草介
発売日:2022年03月23日
定価:990円(本体900円+税)
体裁:文庫判
ページ数:352頁
ISBN:9784041123461
発行:株式会社KADOKAWA
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000513/
著者紹介
夏川草介(なつかわ・そうすけ)
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。医学博士、認定内科医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は2010年本屋大賞第2位となり、映画化。他の著書に『始まりの木』『本を守ろうとする猫の話』『臨床の砦』『命の砦』『スピノザの診察室』『君を守ろうとする猫の話』『エピクロスの処方箋』などがある。





