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特集

貴志祐介『梅雨物語』所収、戦慄の俳句ホラーミステリ「皐月闇」に書店員さんから驚愕と興奮の感想相次ぐ!

2023年7月14日発売の貴志祐介さんの新刊『梅雨物語』。本書は、ホラーとミステリを両方を極めた貴志さんの真骨頂ともいうべき3つの作品を収録した中編集です。その最初の1篇「皐月闇」について、書店員の方々から熱い感想をたくさんいただきました! その一部をここで紹介します。自死した男が遺したという句集“皐月闇”。そこに収録された、一見平穏な13の句の裏に隠された戦慄の物語とは? 俳句部の顧問だった元教師の作田と、元教え子の菜央が一つ一つの句を解釈し、推理に挑みます。

さらに、7月7日~28日の期間限定で「皐月闇」冒頭からなんと4万字分、本文を無料公開します!
特大試し読みもお見逃しなく!



貴志祐介『梅雨物語』収録「皐月闇」への書店員さんの感想

今までの貴志作品とは異なる恐怖感がありました。1句1句意味が分かると怖い俳句が強烈にゾクゾクさせてくれます。怖いけど読みたくなるそんな1冊です。まだ怖いデス。
——BOOKSえみたす大口店の書店員さん

俳句の解釈から徐々に「事件」のあらましを推理していくという展開が、一気にひっくり返った瞬間鳥肌が立ちました。前半が滑らかな分、わずかに引っ掛かりを感じていたら、後半で次々とその違和感の正体を明かされて、気づけば一気読みしてました。ずっと不穏でドキドキしながら読みました、面白かったです!
——明屋書店宇佐店 後藤さん

徐々に真相があかされていくにつれて読む手がとまらない。後味の悪さが癖になる。
——椿書房 牧野さん

俳句のどんでん返し! 日本語は奥深いとのんびり読んでいたら、最後に明かされる〇〇……。鳥肌ものでした……。
未来屋書店水戸内原店 大谷さん

徐々に明らかになる真実に背筋が凍りました。
——オックスフォード福江店 中野真里香さん

俳句を読み解いて何があったのかを明らかにしていく「皐月闇」
真実を暗い闇の中に閉じ込めさせないようにする執念が印象に残る作品でした。
——ブックスジュピター 林貴史さん

「皐月闇」湿度を帯びた、陰鬱とした怖さ。そんなじっとりした雰囲気のある作品。
ページをめくる止まらなかった。雨音を聞きながら読みたい一冊。
——柳正堂書店 甲府昭和イトーヨーカドー店 古屋奏美さん

じっとりとまとわりつくような怖さ。梅雨の時期、これ以上ない一冊だと思います。
——真光書店 小林あさかさん

登場人物がほぼ二人だけ、狭い応接室を舞台とした密室劇に読んでいて息苦しくなるような緊張感を覚えた。崩壊を予感させながらページをめくり、一句ずつ読み解いていく過程がとてもスリリング。語り手である元教師と生徒の間に絶対に何かがあるはずなのに、それが何なのか掴めない怖さはミステリーというよりやはりホラーだった。ずっと雨の音が耳に残るような読後感。
——紀伊國屋書店上智大学店 石澤さん

読み始めてしばらくは、恩師を頼り訪ねてきた生徒とそれに応える師という、心暖かなものと感じていたのに、読み進めていくとどんどん様相は変化し鮮やかに回収される伏線に息をのみました。最後には大きなため息と、胸いっぱいのなんとも言えない読後感でしばし放心しました。これはすごい。この満足感がこのページ数で味わえるのはお得すぎる。
——川上書店ラスカ茅ヶ崎店 鈴木詩織さん

ドス黒い××小説。見事としか言いようがない。読者の想像と期待を超える物語の展開にページをめくる手が止まりませんでした!!
——未来屋書店碑文谷店 福原夏菜美さん

プロフィール

貴志 祐介(きし・ゆうすけ)
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は130万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。ほかに『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』『罪人の選択』『我々は、みな孤独である』『秋雨物語』などがある。

書誌情報



梅雨物語
著者 貴志祐介
発売日:2023年07月14日

貴志祐介が描くホラーミステリの極北。

・命を絶った青年が残したという一冊の句集。元教師の俳人・作田慮男は教え子の依頼で一つ一つの句を解釈していくのだが、やがて、そこに隠された恐るべき秘密が浮かび上がっていく。(「皐月闇」)
・巨大な遊廓で、奇妙な花魁たちと遊ぶ夢を見る男、木下美武。高名な修験者によれば、その夢に隠された謎を解かなければ命が危ないという。そして、夢の中の遊廓の様子もだんだんとおどろおどろしくなっていき……。(「ぼくとう奇譚」)
・朝、起床した杉平進也が目にしたのは、広い庭を埋め尽くす色とりどりの見知らぬキノコだった。輪を描き群生するキノコは、刈り取っても次の日には再生し、杉平家を埋め尽くしていく。キノコの生え方にある規則性を見いだした杉平は、この事態に何者かの意図を感じ取るのだが……。(「くさびら」)

想像を絶する恐怖と緻密な謎解きが読者を圧倒する三編を収録した、貴志祐介真骨頂の中編集。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322112001253/
amazonページはこちら


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