KADOKAWA Group
menu
menu

特集

【話題沸騰!】野性時代フロンティア文学賞受賞作『永遠についての証明』に熱いコメントが続々!

第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作『永遠についての証明』。発売直後からの冷めやらぬコメント、書評の中から一部をご紹介します!

冲方丁さん
失われたライバルを巡る物語として対立も明確で、ラストでのカタルシスも共感を呼ぶものとなっています。――選評より

辻村深月さん
クライマックスの数学の証明と、親友が過ごした森の描写、その文章力に圧倒されました。群を抜く筆致の美しさと勢いに魅せられ、気づくと、私も彼の証明を聞くひとりとして物語の中に引き込まれていました。――選評より

森見登美彦さん
イメージの鮮やかさ、簡潔な文章の力。心惹かれる文章がたくさんあった。
登場人物たちにしても、さほど多くの言葉を費やさずに生き生きと描き分けられている。エンターテインメントを書いていくにあたって、これはたいへん強みになることだと思う。――選評より

内田剛さん(三省堂書店 有楽町店)
その面白さはどんな方程式でも解けない。

宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
この物語に〈数理〉の眩いほどの美を教えられた。
識らぬ者にも本質を感じ取らせてしまう、一級の傑作!

瀧井朝世さん(ライター)
読者を魅了するのが、三ツ矢たちが見る視覚的な数学世界である。〈脳裏には、ダイヤモンドダストのようにきらめく砂粒が舞い散っている〉といい、無数の粒子が念じるがままに姿かたちを変えていく光景はなんとも美しい。こんなふうに言葉で描写することで、著者は天才の脳内を読者に伝えることに成功したのだ。本を閉じた時、タイトルの「永遠」にさまざまな意味が込められていることに気づく。難しいモチーフをエンタメに落とし込む気概と筆力を持った著者の今後にも期待したい。――「本の旅人」2018年9月号より
 レビュー全文はこちらから

吉田大助さん(書評家)
一撃で心を打ち抜かれた。登場人物達にとっての数学の世界は、内面的な映像体験として表現されている。その映像は本来、他人と共有することができない。だが、時としてそれは、共鳴を起こす。まずはじゃんじゃん涙し、次いで猛烈にたかぶる。二段構えのラストシーンは、共鳴にまつわる奇跡の記述だ。――「小説すばる」2018年10月号より

◎「もうちょっと続きを読みたい!」の声にお応えして範囲を拡大!!
>>試し読みはこちらから!


MAGAZINES

小説 野性時代

最新号
2025年3月号

2月25日 発売

ダ・ヴィンチ

最新号
2025年3月号

2月6日 発売

怪と幽

最新号
Vol.018

12月10日 発売

ランキング

書籍週間ランキング

1

気になってる人が男じゃなかった VOL.3

著者 新井すみこ

2

はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―

著者 川西賢志郎

3

今日もネコ様の圧が強い

著者 うぐいす歌子

4

地雷グリコ

著者 青崎有吾

5

ただ君に幸あらんことを

著者 ニシダ

6

雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

著者 東畑開人

2025年2月17日 - 2025年2月23日 紀伊國屋書店調べ

もっとみる

アクセスランキング

TOP