5月18日(金)アニメ映画版GODZILLAの第2章、『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が公開されました。いや、これはすごい映画です! 前作『GODZILLA 怪獣惑星』も素晴らしかったのですが、さらにその上をゆく面白さとときめきと、そして胸を引き裂かれるようなせつなさ--角川文庫では今回もプレストーリー『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』が公開に先立ち刊行されています。
怪獣に熱い思いを持ち、ゴジラ世界に特派員のようなリアリティで分け入るのは俊英作家、大樹連司さん(ニトロプラス)。映画シナリオ担当の虚淵玄さん(ニトロプラス)の監修のもと、さらにさらにパワーアップした怪獣小説を書き上げました。発売直後に緊急重版された本作のオープニングから「妖星(ようせい)」編をお楽しみください。
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   断章(2048年)(2)


To : Daichi Tani
From : Akira Sakaki
 ダイチ。
 アキラだ。

 上層部は決定を翻した。
 怪獣……とくにG関連資料の閲覧には制限こそ付くものの、データベースからの削除は中断された。仲間たちが命と引き替えに収集した情報を未来に繫ぐことが、

 軍に動きがあった。
 混成38飛行隊のF‐3YSが慌ただしく発進していった。
 明らかに定期の警戒任務じゃない。

 まさかヤツが、

 時間がない。僕たちを待たず、ハルオを連れて先に上がってくれ。
 宇宙港で合流しよう。
 大丈夫だ。
 必ず追いつく。
 ハルオをひとりにするわけにはいかない。

  注意


 閲覧者へ。
 本章以降のテキストについては十分な編集の余地がなく、草稿にとどまっている。
 未完成の状態だが、私に万が一があった時のことを考え、いったん編集中の文書を含む全文をデータベースにアップロードすることとした。この状態のテキストが誰かの目に触れることがないことを切に祈っているが、もしも、そうした事態となった場合は、これ以降の文書が未完成の状態である点に十分留意して読み進めてほしい。

地球連合情報軍総合情報部調査官 アキラ・サカキ



書籍

『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』

大樹 連司(ニトロプラス) 監修:虚淵 玄(ニトロプラス)

定価 562円(本体520円+税)

発売日:2018年04月25日

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    書籍

    『GODZILLA 怪獣黙示録』

    大樹 連司(ニトロプラス) 監修:虚淵 玄(ニトロプラス)

    定価 605円(本体560円+税)

    発売日:2017年10月25日

    ネット書店で購入する