KADOKAWAは、柿本みづほさんの書き下ろし最新作『蘇った刑事 デッドマンズサイド』を、2021年5月21日に発売しました。
著者の柿本さんは2019年に文学賞を受賞した『ブラックシープ・キーパー』でデビュー。昨年には書き下ろし文庫『EYES 廃物件捜査班』を刊行するなど、今最注目の作家です。本作は、頭を撃たれながら奇跡的に蘇った刑事の主人公が覚醒後、身に起きた変化に戸惑いながら、元部下とある事件を追っていく――という札幌が舞台のサイコサスペンス警察小説です。帯には昨年、第11回山田風太郎賞を受賞した作家の今村翔吾さんが、下記の推薦コメントを寄せています。
「人の強さとは何か。この物語の中に一つの答えがある」
人間とは何か、正義とは何か――。読む人に根源的な問いを投げかける本作を、ぜひお楽しみください。
『蘇った刑事 デッドマンズサイド』内容紹介
蘇った刑事 デッドマンズ・サイド
著者 柿本 みづほ
定価: 792円(本体720円+税)
頭を撃たれながら奇跡的に蘇った刑事の入尾は、覚醒後、“ある衝動”を伴って現れる元妻の幻覚に悩まされていた。ある日、突然入尾の前に姿を見せた元部下の波多野は、その原因を「頭にいる女王のせいだ」と説明。自分は仲間だとも言う。女王とは一体? そもそも撃たれたのは何故? 一方、周囲では熊害が頻発していた。当面の利害が一致し、行動を共にすることにした2人が辿りついた真実は? 型破りな書き下ろし警察小説!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000415/
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