KADOKAWA Group
menu
menu

ニュース

【角川文庫2026年9月の新刊紹介】東野圭吾『さまよう刃 新装版』、『角川ごちそう文庫アンソロジー とっておきのおいしいひと時』など注目作が盛りだくさん!

2026年9月25日に発売予定の角川文庫(日本文学・時代小説)の新刊ラインナップをご紹介します。

※地域により発売日が前後する場合があります。ご了承ください。

角川文庫(日本文学)2026年9月の新刊紹介

青山 誠『宇野千代 恋を糧に生きた、その幸福な人生』



2026年秋、朝の連続ドラマで大注目、宇野千代の人生に迫る!

代表作『おはん』で知られる作家の宇野千代は、山口の岩国出身。「やりたいことは全部やりたい」そんな好奇心と行動力に溢れ、愛する人を追って上京後、「小説は儲かる」とさまざまな懸賞小説に応募し、名だたる文豪らと交流を交わしては小説家としての地位を築き上げていった。また、小説だけでなく、ファッション好きが高じて当時では珍しいファッション雑誌を編集し、晩年には着物のデザインをするなど、自分の興味・関心を突き進んだ。

その行動力は仕事だけでなく、恋愛に対しても同じ。結婚した尾崎士郎や北原武夫らだけでなく、彼女の傍にはいつも恋の気配があった。「恋をしなさい」は宇野千代がよく言った言葉で、文字通り彼女の人生を表している。何歳になっても情熱を失うことなく、常識にとらわれることなく、自分が信じた道をいく。それこそが宇野千代の人生哲学なのかもしれない。

本書の著者は青山誠。フィールドワークを大切にし、岩国だけでなく、大森の馬込文士村、湯島天神裏、本郷菊坂界隈、旧駕籠町や小石川林町など、宇野千代の足跡をたどりながら歩き回った。
圧倒的なフィールドワークと膨大な資料をもとに書き上げた本書を、ぜひお読みください。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603000426/

赤川次郎『余白の迷路』



七十歳。いまさら何かが起きるなんて思ってもいなかった――。

定年後、図書館に通うことを日課にしている三木忠志、七十歳。ある理由から学校に行けず、日中は図書館で時間を潰す女子高生・石元早織、十六歳。半世紀以上、歳が離れた二人。それぞれに事情を抱えながらも平和に暮らしていた彼らは、近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれてしまう。事件はどうやら、三木の過去に起因しているようで――。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000672/

朝倉かすみ、大崎 梢、近藤史恵、坂木 司、長月天音、椰月美智子『角川ごちそう文庫アンソロジー とっておきのおいしいひと時』



一番ほっとできるのは、どんな時間ですか? 6人の作家が供する美味しい物語

あなたは何を、いつ、誰と食べる時間がしあわせですか? それは終電間近のビストロで一人味わうステーキフリットだったり、名もなき茶色いおかずだったり。自分にしかわからないとっておきの時間、始まります。

<収録作品>
朝倉かすみ「死ぬかもしれない」
大崎 梢「クリスタルベイ・リゾート」
近藤史恵「なにもないふたり」
坂木 司「ざつなおかず」
長月天音「終電前のご褒美ディナー」
椰月美智子「お母さんのお雑煮」

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322512001218/

大沢在昌『十字架の王女 特殊捜査班カルテット3 新装版』



これまでの潜入捜査と四人の過去が繋がる衝撃の完結編!

藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織”本社”の銃撃戦に巻き込まれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。彼女は助からなかったのか、それとも父の元で犯罪者として生きると決めたのか――。捜査班はカスミを捜し出し、藤堂を捕らえるため、後送の鍵を握る男・村雲の行方を追う。今までの潜入捜査と四人の過去がつながる、感動の完結巻!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000704/

乙 一『失踪HOLIDAY 初期短篇集』



ついに復刊! 乙一最初期の短篇集。

再婚した母が死に、裕福な義父と屋敷で暮らしていた中学2年生のナオ。
迎え入れられた意地悪な継母との喧嘩のすえ、ナオは家出を決行する。
屋敷の離れに住む使用人・クニコの部屋にむりやり居座り、
家族の様子を観察してやることにしたのだ。
……けれど血の繋がらない家族には狼狽した様子もない。
ナオは狂言誘拐を画策し、家族に身代金を要求するが――(「失踪HOLIDAY」)。

居場所を求めて彷さまよ徨う少女を描く表題作他、初期作品全4篇。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603001548/

伽古屋圭市『あおぞら暮らし』



そよ風と緑に包まれ深呼吸。今の私にちょうどいい。

体の不調と母の死が重なり、疲弊したスズは、久々に再会した友人フーコの誘いで、期間限定の郊外暮らしをすることに。広い空の下での手仕事、陽だまりでかじるホットサンド、闇夜のおでんパーティー。都内だけど、ここはすべてがゆったりと開放的だ。日々の習慣も買い物も、心が喜ぶほうを選ぶ――自分軸を持つフーコと過ごすうち、スズは自分の本音と向き合うようになる。忙しさですり減ったあなたをそっと包む、幸せの物語。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000696/

北森 鴻『メイン・ディッシュ』



ユーモアたっぷりの美味しいグルメミステリ!

推理劇が十八番の劇団「紅神楽」看板女優のユリエは、なぜか奇妙な事件に遭遇しがち。同居人ミケさんは、劇団員を幸せにする料理を作りつつ、鮮やかに謎を解決していく不思議な人だ。一向に完成しない台本の解決策、物騒な事件と料理上手な新人女優の驚きの関係、列車に乗り合わせた乗客に潜む真実とは――。読み進めるほどに、11篇のバラバラな謎が収斂していく巧みな構成。美味しくてちょっとビターな、極上のミステリ連作集。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322508000312/

橘 もも『旅する料理店ボン・ボヤージュ』



異国の味を楽しみつつ、ここではないどこかへ。

〈店主の気まぐれで旅先は変わります〉。ビルの2Fにある「ボン・ボヤージュ」は、隠れ家みたいな多国籍料理の店。ここではないどこかに行きたい、と願う客たちが訪れる。会社の歯車でしかない無力さ、断ち切れない母の呪縛、自分らしさを奪われた結婚生活――。人生はままならないけれど、シェフの一皿は異国の風景と、料理に託された思いを教えてくれる。大いに食べてワインを堪能すれば、自分を信じて歩き続ける勇気が湧いてくる。心を奮い立たせる美味しい物語。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322508000310/

長岡弘樹『白衣の断罪者』



救うか、裁くか。患者は、父母殺害事件の死刑囚。

刑務所の隣に建つ総合病院で働く脳外科医・尾木敦也。六年前に強盗に両親を殺され、無気力な日々を送っていた。ある日、敦也が執刀を任された急患は、両親を殺したとされる死刑囚・定永宗吾だった。手術台の上で向き合うことになったのは、憎み続けた男。しかし定永本人は無実を訴えているという――。あの夜、一体何が起きたのか。敦也は看護師で妹の菜々穂と事件の真相を追うのだが……。(『殺人者の白い檻』を改題)

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602001343/

柊 サナカ『はちみつ荘のとろけるレシピ』



とろりと溶けて心に染み込む、甘くて美味しい「幸せ」と「再生」の物語

このマンションで、ミツバチを飼いませんか。みんなで――。料理人として生きることをあきらめどん底にいた恵里香は、心機一転のため越してきたマンションで熊のような大男に出会う。元養蜂家だという不思議な男は、なんと大都会のど真ん中で養蜂を始めると言い出した。曲者ぞろいの住人たちが、ひとつの巣箱をきっかけに、次第に心を通わせあっていく。芳醇な甘さに疲れた心がとろけていく、やすらぎと再生の物語。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322510000934/

東野圭吾『さまよう刃 新装版』



自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?

長峰重樹の一人娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした、心を揺さぶる傑作長編。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603001568/

松岡圭祐『黄砂の進撃 改訂完全版』



不死身の義和団と列強の激闘! 驚愕の真相が今、明かされる。

清朝末期、列強の進出と満州族の支配に苦しむ漢人は、不満を抱えていた。扶清滅洋を掲げて、北京へ進撃した義和団は、20万人もの大軍で北京公使館区域に攻め入る。対するのは、柴五郎率いる日本軍を中心としたわずか500人の列強連合部隊だった。なぜ圧倒的兵力を誇る義和団は、籠城を崩せなかったのか。民衆の熱狂と信仰、清朝や列強の思惑が交錯するなか、戦いの真相が次第に明らかになる。『黄砂の籠城』と対をなす歴史エンタメ。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000533/

松岡圭祐『JK VI』



「THE TIME,」で話題の青春バイオレンス文学、感動の最終巻!

有坂紗奈は恩河日登美とともに、険しい山道を走るマイクロバスに乗っていた。山中でバスを降り、日登美に導かれて進んだ先にあったのは、ログハウスを増築した巨大な施設だった。そこでは不良のような恰好をした、あどけない少年たちが身を寄せて暮らしていた。施設を奥へ進むと、紗奈と同世代の3人の青年に出会う――。過酷な運命に抗い、復讐に身を投じることを決めた紗奈が、たどり着く場所とは。激動のシリーズ最終巻。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605001457/

松本清張『アムステルダム運河殺人事件 新装版』



トランクに押し込まれたバラバラ死体の謎! 清張が挑んだ未解決猟奇事件。

19××年8月末の夕方。
アムステルダム市内の運河に浮かんでいたジュラルミン製トランク。
――その内部から、首と手首と脚を切断された男の胴体が発見された。

警察は被害者をベルギー駐在の日本人商社マンだと突き止めるが、容疑者は同時期に不審な死を遂げる。
調査を依頼された雑誌記者と医者の2人は、真実を暴くべくオランダへ飛ぶが……(「アムステルダム運河殺人事件」)。

「セント・アンドリュースの事件」併載。
解説・酒井信

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322606001423/

山邑 圭『刑事に向かないふたり』



捜査一課の刑事の妻、そして駆け出しの小説家の夫。二人の物語が絡み合う!

警視庁捜査一課の刑事・鳴海灯子は、元同僚の白鳥雅紀と偶然再会した。雅紀は準キャリアのエリートだったが、文学賞の受賞を切っ掛けに退職していたのだ。元々雅紀に一目惚れしていた灯子は、売れない推理作家になっていた彼を説得し、結婚することに。そんな灯子に渋谷で発生した殺人事件捜査の任務が下る。だが、被害者が有名アニメクリエイターであることが判明して――。難事件を追う妻と推理する夫を描く、書き下ろし。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322504000596/

角川文庫(時代小説)2026年9月の新刊紹介

岡本さとる『旅路の果て 駕籠屋春秋 五』



小粋な駕籠舁き新三と太十、その真の姿は、仇の姿を求める人情剣士!

恩人・西村七左衛門の仇を討つべく、新三と太十は情報を集める。千住で怪しい仕舞屋に出入りする男二人が、どうやら仇だと知った二人は、師に教わった剣を、ついに揮うことに――。人気シリーズ完結!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000637/

風野真知雄『大名やくざ』



やくざ者なのに大名? 江戸のダークヒーローが悪を斬る

「この世でいちばん強いのは、やくざの剣法じゃねえですか」有馬虎之助は大身旗本の次期当主にして、なんとやくざの血を受け継ぐ若親分だった。堅苦しい侍の世界から一歩外に出ると、江戸の人々から頼りにされる男伊達「水天宮の虎」へと姿を変える。やくざの剣法で悪を滅多切りにする虎之助は、やがて大名家の跡継ぎ候補として、壮絶な跡目争いに巻き込まれていく……。『妻は、くノ一』著者による、爽快極まる時代劇!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000927/

木下昌輝『剣、花に殉ず』



宮本武蔵、最大のライバル! 我流の剣を磨いた雲林院弥四郎を知っているか?

奥義「一の太刀」の伝承者・松軒を父に持つ雲林院弥四郎。我流の剣を磨いた弥四郎は、関ケ原合戦の九州戦線・石垣原の戦いで宮本武蔵と宿命的な出会いを果たす!友のために剣を抜く、圧倒的剣豪エンタメ!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602001320/

千野隆司『江戸の隼 次男坊侍よろずお届け帖 花嫁衣裳』



侍×飛脚! 江戸の爽快お仕事譚シリーズ第2弾!

幼い頃から武家の空気に馴染めなかった旗本の次男・隼之助の唯一の取柄は、足が速いことだった。ある日、道で倒れていた飛脚・福松を助けたことをきっかけに、飛脚の仕事を手伝うことになるが……。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603001569/

角川ホラー文庫2026年9月の新刊紹介

編者:朝宮運河、著者:綾辻行人、井上雅彦、織守きょうや、櫛木理宇、黒木あるじ、小林泰三、辻村深月、新名 智、道尾秀介『こんなはずじゃない ホラー傑作選』



気づいたところで、もう遅い。反転する恐怖だけを集めたホラー傑作選。

予想を裏切る展開に翻弄され、信じていたものが崩れ去る衝撃を集めたホラー傑作選。
異国の地で呪いをかけられ、事態が悪化し続ける織守きょう「五人目の呪術師」。戸締まりなどの不安がエスカレートする新名智「今頃、わが家では」。未来が見える鏡占いが心を歪めていく辻村深月「ふちなしのかがみ」。夜行列車での怪談が悲劇へ誘う綾辻行人「鉄橋」など。9つの“最悪の結末”があなたを奈落へ突き落とす。

“最悪”がじーーーーと待ち受ける。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603001542/

編者:朝宮運河、著者:彩藤アザミ、澤村伊智、高原英理、梨、牧野 修、三津田信三、夢枕 獏、芦花公園『逃げられない ホラー傑作選』



追いつかれたら、終わり。何かに追われる恐怖だけを集めたホラー傑作選。

得体の知れない何かに追われ、逃げ場を失う恐怖を集めたホラー傑作選。
早朝のジョギングコースで異形が追走する夢枕獏「鬼走り」。雨の山村で不気味な影が忍び寄る彩藤アザミ「長い雨宿り」。人形を使った遊びが徐々に不穏さを増す三津田信三「ドールハウスの怪」。霊能者とそのマネージャーが怪異に襲われる澤村伊智「えれんとわたしの最後の事件」など。8つの“終わらない絶望”があなたを捕らえて離さない。

“こわい”がずーーーーと追ってくる。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322603001540/

角川文庫の最新情報はこちら!



角川文庫レーベル特設サイト(https://kadobun.jp/kadokawa-bunko/)には、新刊ラインナップやコラボカバー作品一覧などの情報が満載!

X(旧Twitter)でも情報発信中なので、ぜひチェックしてくださいね。
角川文庫編集部(@KadokawaBunko
角川ホラー文庫(@KadokawaHorror


MAGAZINES

小説 野性時代

最新号
2026年9月号

8月25日 発売

ダ・ヴィンチ

最新号
2026年10月号

9月4日 発売

怪と幽

最新号
Vol.023

8月31日 発売

ランキング

アクセスランキング

新着コンテンツ

TOP