KADOKAWA文芸編集部より、5月に刊行される単行本の新刊6冊をご紹介します!
(発売日は予定です。変更の可能性もありますのでご注意ください。また、トップバナーおよび記事本文内の書影は随時更新予定です。)
KADOKAWA文芸編集部2026年5月の新刊紹介
石井仁蔵『北京沸騰 天安門秘聞』(5月2日発売)
この国はどこに向かうのか。この国で俺たちはどう生きるべきか。
1989年。胡耀邦の死を受け、揺れる北京。失業中の勇強は、日本人記者・瀬見の現地ガイドを引き受けたことをきっかけに、民主化を求める学生たちと知り合う。初めは政治に関心のなかった勇強だったが、知人女性の失踪の謎を追ううち、共産党の暗部に触れ、やがて学生運動に参加するように。一方、勇強の幼馴染である若きエリート官僚・才敏は、保守派のスパイとして改革派のトップ・趙紫陽に接触していた。学生運動を煽り、趙紫陽の失脚を企む才敏だったが、やがて心境に変化が生まれはじめ――。
保守派、改革派、学生、第三勢力......それぞれの思惑が交錯しながら、中華人民共和国の建設以降、最大の騒擾〈天安門事件〉へと向かっていく。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000963/
やまだまや『死にいたるまで君を愛して』(5月2日発売)
「私の大好きな男の子は、私が死んでもいいらしいの」
土曜深夜1時、ふたりきりのコンビニのバックヤード。3歳年上で24歳の彼女は、近寄りがたい美人と思われがちだが、親しくなると世話焼きな性格でよく笑う。そんな彼女からの告白を断った後、大学生の僕はまさかの言葉を耳にする……。(「A drop falls」)
高校生の栞は1年間自宅に引きこもっている先輩と、中学校に侵入する。閉校した母校で、オリオン座流星群と夜明けを観るためだ。その計画は、病で亡くなる直前に姉が残したものだった。自らも彼に想いを寄せていた栞がとった行動とは?(「You should feel what I feel」)
ほろ苦さの後にほのかな希望の光が見える5つの恋愛を描いた、ビターラブストーリー小説集。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000353/
澤村伊智『ざんどぅまの影』(5月19日発売)
澤村伊智10周年、比嘉姉妹シリーズ待望の最新長編!
1981年、神奈川県Q区。沖縄からの移住者が暮らす街で新生活を始めた篤は、ある夜、「びしゃっ」という水の音と共に、全身ずぶ濡れの人影を目撃する。その日を境に、Q区の住民が次々と“自宅で海水に溺れ死ぬ”という異様な死を遂げていく。街が疑心暗鬼に包まれ、自警団が結成される中、篤は“おばぁ”と呼ばれる比嘉勝子のもとを訪ねる――。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000250/
中村 紬『カミュの歌鳥 花譜小説集』(5月27日発売)
バーチャルシンガー・花譜5thアルバム「深愛」起点の物語
雛は小学校に勤める新米教師。ところが、高性能AI「カミュ」により日常から絆が消えていく。
そんな思い悩むある日、推しの初ライブの帰り道に思わぬ大事故に遭ってしまった。
その直後から始まる記憶の旅。家族の愛と苦悩、大切な幼馴染、合唱部の仲間、そして将来の夢。
これは、死ぬ前に見る“走馬燈”か?
すべてのカギは「あの日の約束」。
半生にわたる真実が明らかになったとき、感動のラストが待っている!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322511000292/
草森ゆき『乃埋商店街の渦』(5月29日発売)
さびれた商店街の喫茶店、美形男性コンビの謎解き。でもこの二人なんか変!
さびれた商店街のトラブルや謎を解決してくれる、喫茶店の二人の美形男性。
一見素敵な彼らだが、でもこの二人、なんだかちょっと、いや、すごく、変……!?
乃埋(のうず)商店街は、地方のさびれた商店街。シャッター通り化が進みつつあり、いつまで持つか未来が見通せない。
そんな商店街に、喫茶「うずまき」はある。
店長の藤谷保(ふじたに・たもつ)も、副店長の中之瀬圭一(なかのせ・けいいち)も美形男性で、歳は三十歳前後か、年配の店主ばかりになった商店街のなかでは、とびぬけて若い存在だ。
二人はひょんな流れで、商店街で持ち上がったトラブルや謎の解決をしていくことに。
酒屋の盗難騒動、駄菓子屋の万引き事件、総菜店の親子トラブルなどの、謎を解き解決していく藤谷と中之瀬。
最初はよそ者だった彼らを評価する人たちが着々と増えてきたが、彼らの本当の思惑は、この商店街を彼らのための「渦」に巻きこむことだった。
二人の絆と執着に身悶えする、バディストーリー! 驚愕のラストに二度読み必至!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000350/
原作:第四境界、著者:岩倉文也『小説 残置物展』(5月29日発売)
あの残置物展がついに小説に。隠された物語の秘密が今ーー。
第四境界が放つ、あの傑作ARGがついに小説化! 2025年4月に行われたリアルイベント「東京侵蝕」で初お披露目されると、ネット上でもプレイ可能なアーカイブ版が公開され、さまざまな大手IPとのコラボも展開されるなど、その物語形式は大きな話題を呼んだ。「全国残置物保管協会」という謎の団体が、置き忘れられたアイテムからほの見える様々な物語を愛でているはずが、ナッキーと呼ばれるある女性が展示をしてみないかと働きかけたところから物語は大きなうねりを迎える。その展示に秘められていたのは、秋田県いちはた村をめぐる、今もまだ終わっていないある事件へとつながる謎だった――。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322601001435/





