KADOKAWA文芸編集部より、3月に刊行される単行本の新刊16冊をご紹介させてください!
(発売日は予定です。変更の可能性もありますのでご注意ください。また、トップバナーおよび記事本文内の書影は随時更新予定です。)
KADOKAWA文芸編集部2026年3月の新刊紹介
井上先斗『ノーウェア・ボーイズ』(3月2日発売)
戻れるか? かっこよかったあの頃に。愚かでクールな僕らの青春ミステリ。
『イッツ・ダ・ボム』(松本清張賞受賞作)で話題をさらった新鋭の飛躍作!
憧れの女性と結婚した中学時代の友人が、人を殺したという。社会人二年目の僕のもとに舞い込んだ衝撃のニュースは、忘れたかった記憶を呼び起こす。町田生まれ町田育ち、中学二年生の僕が「この街で知らない場所はない」と思っていたあの頃、リス園での事件から僕を助けてくれた〈響さん〉。憧れの彼女と過ごした僕ら四人の輝かしい日々は、たった一つの暴力で終わりを告げた――。あれから十年。今度は響さんを助けるために、僕は過去に向き合わなくてはならない。ひとりよがりな思いが想像を超える瞬間へと繋がる、愚かでクールな青春ミステリ。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322506001183/
北沢 陶『花檻の園』(3月2日発売)
横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀
大正14年新世界。中学生の朔哉は母譲りの美貌でもてはやされているが、
“見世物”のようで不満を抱いていた。ある日、遊園地「ルナパーク」の跡地に行くとなぜか眩い光を発して蘇っている。
その日から奇妙なことが起こって――
横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000307/
著者:芦花公園、藍上央理、藍峯ジュン、上條一輝、狐歪野ツッコ、皮肉屋文庫『こわいものがうつる』(3月2日発売)
次はあなたの番がくる――気鋭のホラー作家六人が描く、恐怖の伝染
遠方から会社に持ち込まれたのは、凄惨な死をもたらす土産物/「穴があるので入ります」……SNS上の奇妙な投稿からはじまる地獄への誘い/ある地方の県警内部で語り継がれる、忌まわしい呪縛の物語/新築の家に隠された、執念と技術が実現する死の構造/次々に起きる惨劇。神棚に祀られているものは、ほんとうは……/子供たちが夜、歩く。歌い継がれるおぞましい記憶……気鋭の語り手たちがあなたに贈る6つの恐怖譚。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322509001413/
春海水亭『僕の妹をさがさないでください』(3月2日発売)
インターネット文学の鬼才の「泣くほど怖いホラー」、開幕。
ある朝、小学生の須藤翔は、通学路に貼られた大量のポスターを目にした。
【捜さないでください】
名前:須藤陽菜ちゃん
特徴:存在しません
備考:須藤翔くんの妹です
そのポスターには、男か女かもわからない、幼児の描いたような似顔絵が添えられていた。生まれてからずっと、両親と自分の三人家族だったはずなのに……。増殖するポスター、優しかった隣の家のおばあさんが豹変した姿、次々に起こる異変。もう、この町から、逃げられない。インターネット文学の鬼才による「泣くほど怖いホラー」、開幕。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322510001689/
山白朝子『スコッパーの女』(3月2発売)
山白朝子による、戦慄の小説家奇譚。
文章を読むと、作家の内面を体感できる共感覚を持つ女はある時、吐くほどにおぞましい内面世界を持ったΩという作家を見つける。Ωの驚愕の正体とは。(スコッパ―の女)
著者が知り合った奇妙な作家L。彼は物事の終焉までの距離を【深さ】として観測できるらしい。ある日Lは鏡に映った自分に【深さ】が全くないことを知る……。(終焉を告げる小説家)
自分が生み出した天峰翔陽というキャラクター。同名の人物が現実にいることが分かり、やがて物語と現実がシンクロし始める。(シンクロニシティ) 他2編。
小説家に纏わる身の毛もよだつ戦慄の短編集。
「この本に収録されている作品は、私が収集した出版関係者の奇妙なエピソードを、小説の形式に書き直したものである。
中には現在も活躍中の小説家が登場する。もしかしたら、あなたの尊敬する大好きな作家こそ、この本に登場する破滅的な小説家その人かもしれない。」 山白朝子
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322303001734/
安部若菜『描いた未来に君はいない』(3月2発売)
君のために僕が最高の結末を書くよ。安部若菜が贈る号泣必至の恋愛小説
冴えない高校生・鳴海大和のクラスに大阪から南奈海が転校してきた。
下校中に駅で出会ったことをきっかけにふたりの距離は縮まっていく。
南の特技は「握手をしたら人の心が読める」ことらしく、戸惑いながらも、天真爛漫な彼女に振り回される鳴海だった。
ある日、鳴海が小説を書いていることを打ち明けると、南は「私を主人公にしてよ」と言う。
二人で創作について話す時間は楽しく、惹かれていく一方で、
日に日にクラスメイトと打ち解ける南に、やはり自分とは違う立場なのだと複雑な思いが湧いてきて――。
号泣必至、珠玉のラブストーリー!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322502000948/
蝉谷めぐ実『見えるか保己一』(3月13発売)
全盲の天才学者が感じたのは、絶望か希望か。俊英の新境地にして大本命!
江戸時代の全盲の国学者・塙保己一。幼少期に失明するも、学問を志し、やがて国内最大の叢書『群書類従』の編纂という、前代未聞の大事業に取り掛かる。類稀なる記憶力で、学者として輝かしい経歴を築いていく保己一だったが、その傍らに常にあったのは、晴眼者――妻、学者仲間、弟子らとの、すれ違いだった。
“天才・塙保己一”の胸中にあったのは、絶望か希望か、それとも――。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000635/
五十嵐大『その手は明日を紡ぐために』(3月19発売)
耳の聞こえない両親をもつ主人公の、ライターとしての成長譚
★『ぼくが生きてる、ふたつの世界』映画化
★『「コーダ」のぼくが見る世界』が「第71回 青少年読書感想文全国コンクール課題図書」(高等学校の部)に選出
今注目の著者・五十嵐大による、初の半自伝的お仕事小説!
「え? ちょろっと文章書いてもらうだけなのに、そんな金取んの?」
耳が聴こえない両親のもとで育った聴こえる子ども・コーダである伊賀紡(いが・つむぐ)は、自分のことを“ふつう”に見てもらえない環境に嫌気がさし、親元を離れ、東京でライターとして活動することに。ところが、そのライター業でも無力感に苛まれる出来事ばかり。両親を地元に残したまま“逃げてきた”自分への罪悪感が募る一方だ。こんな状態ならば、親のために生きるべきなのではないか……。そんな紡にとっての心の支えは、紡と同じように地元を出てきた共に暮らす親友、柏樹優平。ともに苦労を分かち合うことでなんとか日々を過ごしてきた。
ある日、ヤングケアラーとして育った過去を持つ実業家・蓮音美羽の取材で、彼女の様子がおかしいことに気がついた紡はある質問を投げかける。このことがきっかけとなり、紡は少しずつ自分が進むべき道を見出し、自信をつけていく。しかしそんなとき、優平から思いもよらない言葉を投げかけられ……。
居場所を探す全ての人に贈る、まっすぐ心に届く感動作
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000972/
増田俊也『七帝柔道記III 湖に星の散るなり』(3月19発売)
あの頃の自分に、俺は顔向けできるか。灼熱の青春シリーズ、3作目!
七帝戦最下位脱出を果たし、北海道大学を中退した増田青年は、新聞社「北海タイムス」で働き始めるが、心は未だ柔道部にあった。常勝校・京大や新たに台頭してきた九大を破るべく血の滲むような努力を続ける吉田寛裕、中井祐樹ら後輩たち。その生命の輝きを前に、自らのこれからに迷う増田青年。俺はどう生きればよいのか。いまも戦う後輩たちに、あの頃の自分に、顔向けできるか。過去の後悔とどう向き合えばよいのか――。そしてついに、北大悲願の七帝戦優勝の瞬間が……。
熱狂的な支持を集める、灼熱の青春シリーズ3作目!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000612/
方丈貴恵『盾と矛』(3月26発売)
「事件は犯人が分かってからが本番だからね」
罪を犯した者を必ず捕えて有罪にする「絶対に逃さない探偵」草津正守。旧友である霧島は、草津の「助手」として彼の探偵事務所に勤めている。
ある日、雪山の別荘で発生した殺人事件の調査が舞い込み、霧島は現地調査へ向かう。事務所に戻った霧島から詳細を聞いた草津は、すぐさま犯人を見抜く。
早くも事件解決――と思われた矢先、犯人確定に必要な証拠が「消失」してしまう。
事件を隠蔽・捏造して犯人を確実に逃がす「必ず無罪にする仕事人」ヒミコが裏にいると気づく草津。
「事件は犯人が分かってからが本番だからね」
草津は霧島と共に現地へ臨場し、仕事人・ヒミコとの上書き推理合戦に挑む!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001990/
柚月裕子『誓いの証言』(3月26発売)
旧友の疑惑を晴らせるか? 佐方貞人シリーズ16年ぶりの新作長編!
東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322403001435/
冲方 丁『プロジェクト・ダークネス』(3月26発売)
鬼才、全開放! 予知と暴力が支配する東京を、蘇った異能者が駆ける
家族で野球を観戦していた真皚励葵は、大地震に遭遇し、さらに、超常的な異能者の集団「フォーチュンズ」に襲撃を受ける。妻の藍花は殺害され、予知能力を持つ息子の乃碧は拉致されてしまう。励葵自身も射殺されるが、六年後、様々な異能を身に宿して蘇生を果たす。大震災やフォーチュンズによるクーデター、人に異能を与える「東京病」の蔓延により魔境と化した東京で、励葵は乃碧を探すため、そしてフォーチュンズへの復讐を果たすため、都知事の勢力に潜入することになる。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000028/
鈴木光司『リング』刊行35周年記念 『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』復活版セット(3月27発売)
「リング」シリーズ4冊の単行本版が「鈴木光司・直筆サイン入り」で復活!
呪いのビデオテープが無数の死を生み出す、日本ホラー界の金字塔作品『リング』。リングウイルスが人類進化の扉を開く、圧倒的絶望のカルトホラー作品『らせん』。『リング』『らせん』で提示された謎と世界の構造のすべてが解き明かされる衝撃のシリーズ完結編『ループ』。山村貞子――はじまりの女性の物語を描く前日譚『バースデイ』。
伝説的シリーズ作品4冊の横尾忠則装幀の単行本版が限定復活します。4冊全冊に鈴木光司氏の直筆サイン入り&4冊セットでオリジナルデザイン保護函入り。特典として、鈴木光司氏書き下ろしの35周年記念エッセイと、『リング』「貞子」誕生のアナザーサイドを描いた中編小説(「魂の飛翔」)を収録!
※「魂の飛翔」は、『潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー』(角川ホラー文庫)に収録されたものの再録です。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322511000553/
阿津川辰海『デッドマンズ・チェア』(3月27発売)
泣ける。怒濤のドンデン返し。最高峰の謎解き×警察ミステリ!!
「伝える」の能力で捜査に貢献してきた小鳥遊沙雪が、横浜で人質としてつかまった。犯人は、駆け落ちしてきたという中国人の少年と少女。「弾く」の能力者による殺人を捜査中だった「警視庁公安部公安第五課 コトダマ犯罪調査課」のチームは、沙雪の行方も追うことになり……。永嶺スバルは上司・三笠葵への不信を持ちながらも、捜査未経験者が半数のチームで形勢逆転を狙う。どんでん返し、構図の反転が多発する本格ミステリシリーズ第2弾!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001268/
神山恭昭『自選 そこらへん日記』(3月27発売)
椎名誠、矢部太郎推薦! 20年続く人気新聞連載の絵日記、ついに刊行!
愛媛新聞の人気連載「神山恭昭のそこらへん日記」から、著者が読み返して思わず笑ってしまったという156作をより抜いた自選絵日記集。巻末には彫刻作品を紹介した特典ページ付き。手書きの文字と素朴な絵でつづられたユーモアあふれる絵日記を、どうぞ肩の力を抜いてお楽しみください。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322511000933/
荒俣 宏『文明怪化奇談』(3月30発売)
「帝都物語」シリーズ以来、20年ぶりの怪奇小説。新たな代表作、誕生!
幕末から明治へ――文明開化の激流の中を駆け抜けた新聞記者たち。
内国勧業博覧会の「死のダンス」、日比谷焼討事件を照らした怪光、怪屋敷「二笑亭」に隠された秘密……数々の異聞を目撃した記者たちが、紙面外に封じられた“怪談”を語り始める。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321210000034/





