大切な人と過ごす日常に、本がある。
角川文庫の冬のフェア「カドフェス ザ・ベスト 2021」
長期自粛生活で、家族やパートナーと過ごすおうち時間、会いたくても会えない人との距離など、あらためて大切な人と過ごす時間の尊さを感じた方も多いのではないでしょうか。大切な人と過ごす日常のなかで、日々食事し、お風呂に入るように、「本」も寄り添っていられたら……と、角川文庫はこの冬みなさんにおススメしたい“2021 年ザ・ベスト”な本を集めたフェアを行います。
角川文庫の冬のフェア「カドフェス ザ・ベスト 2021」は俳優・ミュージシャンとして活躍中の北村匠海さんにイメージキャラクターを務めていただくことになりました。
北村さんは 2022 年公開予定の映画『とんび』にご出演。本作は累計発行部数 60 万部のベストセラー小説『とんび』(著:重松清/角川文庫刊)を初映画化。昭和 30 年代の瀬戸内を舞台に、妻を亡くした日本一不器用な父・ヤスと、その愛を受けて立派に育っていく息子・アキラの、親子の絆を描く家族の物語です。映画ではオリジナルエピソードを交え昭和から令和までが描かれ、北村さんは息子・アキラ役で出演。
いつの世も変わることのない不滅の情を描いたこの家族の物語は、「大切な人と過ごす日常」というフェアのテーマとぴったり合うことから、北村さんにオファーしました。
メインビジュアルは北村匠海さんが部屋でくつろいで読書している雰囲気をイメージし、自然体で温かみのあるビジュアルが完成しました。
11 月 25 日(木)のフェアスタートから全国書店(一部店舗を除く)の店頭で展開されます。ぜひこの機会に書店に足をお運びください。
北村匠海さんコメント
僕にとって読書は、普段台本を読むことも多く、一年を通して活字を追っているので、自分の中でも日常の一部と化しています。
本を読んで一人だけの脳みそにならない感覚、色んな人間の感性みたいなものを覗けるので、特に俳優業をしていると様々なことに活きてくるんです。
何より読むことが好きっていうのが一番大きいです。本を読んで変わった価値観も沢山あるので、読書はとても大切なものです。
大切な人や家族の存在を、当たり前のものだと思ってはいけないと最近感じています。大人になってみて、家族がいることが当たり前ってないなと思うし、だから子供の頃に言えなかったことを今になって話したりするタイミングは増えました。
不器用な親子の愛情が描かれる「とんび」は、物語の中で長い年月を追うことで、人の人生というものが垣間見える小説です。すごくリアルですし、ひとつの大きな事件をとりあげるのではく、人生単位の人間性だったり、そこに伴う愛情だったり、ぶつかりだったたりが詰め込まれている作品だと思います。
大切な人と、「カドフェス ザ・ベスト2021」、小説「とんび」、映画『とんび』を是非お楽しみください。
北村匠海さんプロフィール
1997 年 11 月 3 日生まれ、東京都出身。08 年に映画初出演以降、俳優、モデルとして活動し、11 年結成のダンスロックバンド「DISH//」ではメインボーカルとギターを担当、13 年にメジャーデビューを果たす。 近年は俳優としての活躍が目覚ましく、TV ドラマでは、「おカネの切れ目が恋のはじまり」(20)、「にじいろカルテ」「ナイト・ドクター」(21)などに出演。舞台では、「マーキュリー・ファー Mercury Fur」の再演を 22 年に控える。映画では、『君の膵臓をたべたい』(17)で第 41 回日本アカデミー賞新人俳優賞はじめ数々の新人賞を受賞し、注目を浴びる。主な映画出演作に、『陽だまりの彼女』(13)、『仰げば尊し』『あやしい彼女』『ディストラクション・ベイビーズ」(16)、『恋と噓』『勝手にふるえてろ』(17)、『OVER DRIVE』『春待つ僕ら』(18)、『十二人の死にたい子どもたち』『君は月夜に光り輝く』(19)、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつ DJ アゲ太郎』『さくら』『アンダードッグ』(20)、『砕け散るところを見せてあげる』『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』(21)など。
北村匠海さんサイン入りポスターなどが当たる!プレゼントキャンペーン実施中。
詳しくは、「カドフェス ザ・ベスト 2021」特設サイトへ
https://kadobun.jp/special/kadofes/winter/
原作小説『とんび』(角川文庫刊)
とんび
著者:重松清
定価:704 円(本体 640 円+税)
ISBN:9784043646074
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/201101000078/
映画『とんび』(2022 年全国公開)
永遠のベストセラー小説、重松清「とんび」初の映画化阿部 寛×北村匠海―新たなとんびと鷹で贈る、
いつの世も変わることのない親子の絆を描く“家族の物語”
いつの世も変わることのない親子の絆を描く“家族の物語”
幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、累計発行部数 60 万部を超えるベストセラー小説「とんび」(著:重松清/角川文庫刊)。今この時代にこそ届けたいと、初映画化が実現、2022 年劇場公開となる。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海。さらに、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた監督・瀬々敬久の元に、薬師丸ひろ子、杏、安田 顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結。これは、古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる、今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語。
STORY
日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和 37 年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤス。だが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた──。
阿部 寛
北村匠海 杏 安田 顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生
田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳
麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子
原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久 脚本:港 岳彦
配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント ©2022『とんび』 製作委員会
https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/
2022 年全国劇場公開