『第8回山田風太郎賞』の選考会が2017年10月23日(月)午後4時より
帝国ホテル東京(東京都千代田区内幸町1-1-1)にて行われ、選考委員の審査により、
池上永一著『ヒストリア』(KADOKAWA)が受賞作に決定しました。
【第8回選考委員】
奥泉光、京極夏彦、筒井康隆、林真理子、夢枕獏(五十音順・敬称略)
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<あらすじ>
第二次世界大戦の米軍の沖縄上陸作戦で家族すべてを失い、魂(マブイ)を落としてしまった知花煉。一時の成功を収めるも米軍のお尋ね者となり、ボリビアへと逃亡するが、そこも楽園ではなかった。移民たちに与えられた土地は未開拓で、伝染病で息絶える者もいた。沖縄からも忘れ去られてしまう中、数々の試練を乗り越え、自分を取り戻そうとする煉。一方、マブイであるもう一人の煉はチェ・ゲバラに出会い恋に落ちてしまう……。果たして煉の魂の行方は?
(KADOKAWA書誌ページより)
著者略歴・候補作品・山田風太郎賞概要などの情報は
山田風太郎賞 公式サイトをご覧ください。
http://shoten.kadokawa.co.jp/award/yamada/