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特集

夏こそゾゾゾ! 怖い話、不思議な話を文庫で読もう。 ~第2弾 「妖怪入門」後編~

妖怪・怪談好きに贈る、オススメ文庫をご紹介します。
>>前編はこちら

天狗も鬼も……、妖怪がいっぱい

江戸時代、天狗にさらわれた少年がいた!?



天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞
著者:平田 篤胤
訳・解説: 今井 秀和
https://www.kadokawa.co.jp/product/321805000151/
「不思議な老人にいざなわれ、壺に入って空を飛び、たどり着いたところは天狗の修行場だった――」。少年の語る、事細かで不思議な仙境譚に、篤胤ら大人たちもすっかり夢中。生き物や食べ物、占いや妖術、妖怪や妖魔など奇想天外な話の数々で江戸の町に一大天狗旋風を巻き起こした。果たして天狗話は嘘か真か。待望の現代語訳版!





文明開化もどこ吹く風、明治こそ「怪奇の時代」だ!



帝都妖怪新聞
編者:湯本 豪一
https://www.kadokawa.co.jp/product/201103000220/
文明開化に沸き返る明治の世。妖怪たちは、新聞という新たな棲息地で大繁殖していた! 新聞各紙が大真面目に報じた百花繚乱の怪奇ニュースが、今蘇る。当時の挿絵とともに現代語で楽しむ文庫版妖怪新聞。




説話・伝承・芸能、絵画から縦横無尽に鬼を読み解く



鬼と日本人
著者:小松 和彦
https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000149/
雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。

妖怪漫画を味わい尽くす!



江戸化物草紙
編者:アダム・カバット
https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000513/
江戸時代に人気を博した妖怪漫画「草双紙」。豆腐小僧に見越し入道、ろくろ首にももんじい――今やお馴染みの化物たちが大暴れ!歌川国芳ら人気絵師たちによる代表的な5作と、豪華執筆陣による解説を収録。



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