４月からの新生活。学校や会社での新たな出会い。今までと大きく変わる習慣に、戸惑うことも多いのでは。
桜が咲いて散っていくのにも、心がぐらぐら揺らされる。そんな春に、主人公たちが戸惑い、前に進んで行くお話を紹介します。
ちょっと怖いものあり、切ないものもあり。ドキドキはらはら、しみじみきゅん。
本って心に効くんだなあ、と思える４冊です。

『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』竹村優希　

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背筋も凍るお仕事だけど、私、がんばります！

東京、丸の内。一流不動産会社「吉原不動産」に入社した新垣澪。
けれど彼女の採用は、「霊が視える」その素質を買われてのものだった。
そして、澪は事故物件を扱う「第六物件管理部」で働くことになり……。
イケメンドＳな上司と共に、憑いてる物件なんとかします。
元気が取り柄の新入社員の、オカルトお仕事物語！

詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000549/

『チルチルサクラ　桜の雨が君に降る』いぬじゅん

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世界を変えるのは、誰かじゃなくて、きっと私。

空美姫花（そらみ　ひめか）はぽっちゃり系高校１ 年生。
クラスで主役になるのは諦めて、平凡に目立たず生きてきた。
しかし入学式の日、桜の下で、美形の先輩で、作家の卵でもある悠真と出会う。
でも憧れの先輩と自分では、とても釣り合わない、と思っていたある日、
事故に遭いかけた姫花は、来世の自分と名乗る女性から「事故で死ぬ運命だった」と告げられる。
しかし死の期限を延期できたからと、あるミッションを課せられて……。

詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000404/

『赤くない糸で結ばれている』筏田かつら

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あの日、あのとき。出会ったことでつながる縁の面白さ。

高校２年生の中川は、友人にすすめられ久しぶりに書店に立ち寄った。
ＰＯＰにひかれ手に取った本を持って行ったレジで、対応してくれた店員に一目ぼれしてしまう。
彼女には「あつみ」とあった。それ以降、１冊読み終わるたびに、本を買う日々が続いていたが……。
ほかラジオ番組の投稿者が気になる秀才、高校時代の同級生に翻弄される女子大生、
同性を崇める女子中学生など全５編を収録した、究極の切なさを描く短編集。

詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000151/

『紙屋ふじさき記念館　麻の葉のカード』ほしおさなえ

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手元で何度も見たくなる紙雑貨、そしてあのひととの出会い。

編集者の母と二人暮らしの百花はある日、叔母に誘われた「紙こもの市」で紙雑貨の世界に魅了される。
会場で紹介されたイケメンだが仏頂面の一成が、老舗企業「紙屋ふじさき」の親族でその記念館の館長と知るが、全くそりが合わない。
しかし百花が作ったカードや紙小箱を一成の祖母薫子が気に入り、誘われて記念館のバイトをすることに。
始めはそっけなかった一成との関係も、ある出来事で変わっていく。可愛くて優しい「紙雑貨」に、心もいやされる物語。

詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000238/

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