お茶の間がテレビにかじりついた昭和四〇年代の芸能界を舞台にした『テレビ探偵』を刊行される小路幸也さん。
テレビ黄金期の熱気を視聴者として知り、業界に身をおいてきた放送作家の鈴木おさむさんと対談いただきました。
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テレビが伸び盛りの時代

――今日は小路幸也さんと、放送作家で小説もお書きになっている鈴木おさむさんに、あの時代のテレビと『テレビ探偵』についてお話しいただきます。

鈴木:最初にお聞きしたいんですけど、どうしてこのテーマで小説を書こうと思われたんですか?

小路:さかのぼりますと、以前、ドリフターズをモデルにした短篇を書いたことがあったんです。それぞれミュージシャンを主人公にした『うたうひと』という短篇集の「明日を笑え」で、ドリフターズがビートルズの前座をやったときに、ベースがぶつかったという逸話をヒントに書きました。それから時間がたちまして、今回、長篇で書いてみようか、と。『8時だョ!全員集合』をヒントにした架空の番組を舞台に、あの時代のテレビの熱気みたいなものを書きたい。それにミステリ風味を加えて、ということでタイトルが『テレビ探偵』。重い動機があったわけではないんです(笑)。

書籍

『テレビ探偵』

小路 幸也

定価 1620円(本体1500円+税)

発売日:2018年12月25日

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    書籍

    「本の旅人2019年1月号」

    角川書店編集部

    定価 100円(本体93円+税)

    発売日:2018年12月27日

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      書籍

      『札幌アンダーソング ラスト・ソング』

      小路 幸也 イラスト:あき

      定価 734円(本体680円+税)

      発売日:2018年01月25日

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