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規格外の面白さ、ここにあり。第11回山田風太郎賞 今村翔吾著『じんかん』に決定!

過去一年間で最も「面白い」と評価されたエンタテインメント小説が遂に決定!

KADOKAWAと公益財団法人角川文化振興財団が主催する文学賞『山田風太郎賞』の選考会が2020年10月16日(金)午後2時より東京會館(東京都千代田区丸の内3-2-1 TEL: 03-3215-2111)にて行われ、選考委員の審査により、今村翔吾著『じんかん』(講談社)が受賞作に決定しました。
【山田風太郎賞 公式サイト】https://awards.kadobun.jp/yamadafutaro/



「山田風太郎賞」は戦後日本を代表する大衆小説家、故山田風太郎氏の独創的な作品群と、大衆性、ノンジャンル性、反骨精神など氏が貫いた作家的姿勢への敬意を礎に、有望な作家の作品を発掘顕彰するために創設しました。毎年9月1日から翌年8月31日までに書籍として発表された長編および短編の文芸作品(ミステリ、時代、SFなどジャンルを問わない)の中より最も面白いと評価された作品に贈られます。新人、新進、中堅作家の作品が対象となります。第11回選考委員は、奥泉光、恩田陸、貴志祐介、筒井康隆、林真理子、夢枕獏(敬称略・五十音順)が担当しました。

<今村翔吾著『じんかん』あらすじ>
仕えた主人を殺し、天下の将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くす――。
民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?
時は天正五年(1577年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。だが、意外にも信長は、笑みを浮かべた。やがて信長は、かつて久秀と語り明かしたときに直接聞いたという壮絶な半生を語り出す。
貧困、不正、暴力…。『童の神』で直木賞候補となった今最も人気の若手歴史作家が、この世の不条理に抗う人すべてへ捧ぐ、圧巻の歴史巨編!
(講談社 書誌ページより https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=000034091

第1回山田風太郎賞を『悪の教典』で受賞し、今回第11回より選考委員に加わった貴志祐介さんが選考委員を代表して選評を行ない、「『じんかん』が圧倒的な票を集めました。候補作の中で一番長いのですが、一番短い時間で読了しました。ラストが悲しく、爽やかな余韻を残してくれる素晴らしいエンタテインメントです」と話しました。

この日の記者会見で今村さんは「今の僕にできる最高のものを書きたいと思って作ったのが『じんかん』です。作家・今村翔吾の前半戦のひとつのかたち、踊り場のような作品になりたいと思って書いたので、この賞を頂けたことは本当にありがたいです」と喜びを語りました。今村さんには、正賞として記念品(名入り万年筆)と副賞 100万円が贈られます。

今回第11回山田風太郎賞の記者会見は新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、会見場への参加、テレビ会議システム「Zoom」での参加、双方に対応したハイブリッド形式にて実施いたしました。
なお、例年実施しておりました本賞の贈賞式および祝賀会は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、残念ながら中止とさせていただきます。

<著者略歴> 今村翔吾(いまむら・しょうご)
1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、守山市での埋蔵文化財調査員を経て、2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。同作で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」シリーズは、第4回吉川英治文庫賞候補に。18年「童神」(刊行時『童の神』と改題)で第10回角川春樹小説賞を受賞、同作は、第160回直木三十五賞候補にもなった。20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年刊行した『じんかん』が第163回直木賞候補となる。他の著書に「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』、『てらこや青義堂 師匠、走る』がある。


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