株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、30年以上前から「どこでもコンピューター」としてIoTの未来を予見してきた、坂村健INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長と、50年にわたって日米のメディア事情を注視してきた、株式会社KADOKAWA取締役会長角川歴彦との対談を、2017年8月23日(水)に実施いたします。
本対談では、角川歴彦の著書『躍進するコンテンツ、淘汰されるメディア』のテーマのひとつである、IoT(Internet of Things/モノのインターネット)を主題に、IoTの最新状況を踏まえて、コンテンツ産業の未来について語ります。
対談イベントは無料でご参加いただけます(定員20人)。さらに、その模様をニコニコ生放送で中継するほか、注目の分散型マイクロブログ“マストドン”でも、テキストで実況。ニコニコ生放送やマストドンでの投稿も対談にとりいれながら、議論を深化していきます。ぜひご参加・ご視聴ください。
イベント概要
◆イベントタイトル:【ニコ生&マストドン生中継】坂村 健×角川歴彦:IoTによりコンテンツはどう再定義されるのか?
◆実施日時:2017年8月23日(水)19時~21時
◆登壇者:坂村健INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長 角川歴彦株式会社KADOKAWA取締役会長
◆会場:株式会社角川第三本社ビル 東京都千代田区富士見1-8-19
http://ir.kadokawa.co.jp/company/map/fujimi03.php
◆本イベントのニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv304495939
◆本イベント用インスタンス:「KADOKAWA丼(仮)」https://kadokawadon.jp
◆本イベントの観覧申し込みについて:本イベントの対談会場での観覧を希望される方は、下記の応募ページよりご応募ください。
イベント観覧応募ページ:http://seminar-kadokawa170823.peatix.com
※参加費無料。定員20名(応募多数の場合は、抽選とさせていただきます)。
登壇者プロフィール
INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長、工学博士。
1951年 東京生まれ。
1984年からオープンなコンピュータアーキテクチャTRONを構築。TRONは携帯電話の電波制御をはじめとして家電製品、オーディオ機器、デジタルカメラ、FAX、車のエンジン制御、ロケット、宇宙機の制御など世界中で多く使われている。現在、IoT社会実現のための研究を推進している。2002年1月よりYRPユビキタス・ネットワーキング研究所長を兼任。
2015年 ITU(国際電気通信連合)創設150周年を記念して、情報通信のイノベーション、促進、発展を通じて、世界中の人々の生活向上に多大な功績のあった世界の6人の中の一人としてITU150Awardを受賞。
2017年 東洋大学情報連携学部学部長に就任。東京大学名誉教授。
IEEEライフ・フェロー、ゴールデンコアメンバー。
2002年総務大臣賞受賞、2003年紫綬褒章、2006年日本学士院賞受賞。
著書に『ユビキタスとは何か』(岩波書店)、『変われる国、日本へ』(アスキー)、『不完全な時代』、『毛沢東の赤ワイン』、『コンピューターがネットと出会ったら』、『IoTとは何か』(角川書店)、『オープンIoT考え方と実践』(パーソナルメディア)など多数。
カドカワ株式会社・株式会社KADOKAWA取締役会長。
1966年角川書店入社。情報誌「ザテレビジョン」「東京ウォーカー」、ライトノベル「電撃文庫」「角川スニーカー文庫」など新規事業を立ち上げ、メディアミックスと呼ばれる手法で日本のサブカルチャー文化を牽引する一方、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」を開設する等、デジタル事業にも積極的に取り組む。
日本雑誌協会理事長、日本映像ソフト協会(JVA)会長、コンテンツ海外流通促進機構(CODA)代表幹事、東京国際映画祭チェアマン、内閣官房知的財産戦略本部本部員等を歴任。
現在、東京大学大学院情報学環特任教授、財団法人角川文化振興財団理事長、一般社団法人アニメツーリズム協会理事長なども務める。
著書に『クラウド時代と〈クール革命〉』(角川oneテーマ21、2010年)、『グーグル、アップルに負けない著作権法』(角川EPUB選書、2013年)、『躍進するコンテンツ、淘汰されるメディア』(毎日新聞出版、2017年)がある。
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※写真:毎日新聞出版社
著者:角川歴彦
希望小売価格:1,100円(税抜)
内容紹介:21世紀、私たちはどのような分岐点に立っているのか。コンテンツのデジタル化、ITイノベーション、「黒船」来襲――。メディアの変遷の世界的動向とニッポンの事情の詳細を果敢に読み解き、打ち立てた、全産業「再定義」立国論! 闘う出版人の渾身作!
https://bookwalker.jp/de5aa77a34-31b8-4c10-9ed3-21771892c32d/
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著者:坂村健
希望小売価格:800円(税抜)
内容紹介:今までの日本のICT(情報通信技術)戦略は、技術で始まり技術で終わることが多く、出口戦略がなく、結果として使われないものになっている。
IoTがその轍を踏まないようにすること、そのためにも哲学が重要なのである――。
「IoT=モノのインターネット」とは何か。何のための技術であり、私たちの社会や生活は、一体どう変わるのか。技術研究開発や社会制度設計、ビジネスや実用の最前線から、豊富な実例をあげつつ、その現状・課題・未来像と、日本への指針を示す!
https://bookwalker.jp/def988d029-fff0-43de-9dd3-346d74f0cb62/