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タイトル:Mリーガー4名が参戦! 約10万人が視聴した、【『Mリーグ2021公式ガイドブック』発売&重版記念大会】開催!

執筆者:江嵜晋之介(麻雀ライター)

11月6日(土)に発売した『Mリーグ2021公式ガイドブック』の発売と重版を記念し、12月4日(土)にオンライン麻雀大会【『Mリーグ2021公式ガイドブック』発売&重版大会】が開催されました。

Mリーグとは?



Mリーグとは、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀のプロスポーツ化を目的とし、2018年(平成30年)7月に発足しました。
今年で4年目を迎えるMリーグ。現在レギュラーシーズンが毎週月・火・木・金曜日にABEMAにて放映されていますが、10月4日(月)に行われた開幕戦はなんと154万視聴を突破! シーズンを重ねるごとに人気が高まり、熱狂的なファンを呼ぶ今話題のコンテンツです。

今回発売された公式ガイドブックは、出場するMリーガーの特徴やMリーグの見所をわかりやすくまとめたMリーグをより楽しめる一冊です。

大会の概要について

大会はオンライン麻雀サイト「天鳳」を使って開催されました。
18時〜26時までの間にゲームをプレイして、連続3回の合計スコアが高い参加者が優勝。上位入賞者には全Mリーガーのサイン入りの公式ガイドブックなど豪華商品が贈られます。

参加した4人のMリーガー

今回ゲストとして4人のMリーガーが参戦しました。

堀慎吾選手(KADOKAWAサクラナイツ)



松ヶ瀬隆弥選手(EX風林火山)



白鳥翔選手(渋谷ABEMAS)



朝倉康心選手(U-NEXT Pirates)



堀選手と松ヶ瀬選手はサクラナイツのスタジオからサクラナイツの公式Youtubeチャンネルで、白鳥選手と朝倉選手はそれぞれ別の場所から参加し、それぞれのYouTubeチャンネルでLIVE配信されました。

本戦前のエキシビジョンマッチで、役満が2回発生する異常事態!

本戦が始まる1時間前の17時。Mリーガー4人によるエキシビジョンマッチがスタート。このエキシビジョンマッチでは順位に応じて所属チームに差し入れが贈られるとのことで選手たちも気合が入ります。



仲の良い4人の選手ですが、麻雀が始まると真剣な表情で打ち込みます。序盤は堀選手が得点を決めトップで進みましたが、東4局になんと白鳥選手が役満(麻雀の中で一番得点の高い役)を成就!



アガったのは四暗刻(スーアンコウ)と呼ばれる役満で、1ゲームに出現する確率は0.049%と高難易度の役。序盤に白鳥選手が大きなリードを築きます。しかしゲーム終盤にまさかの展開が。なんと南3局に今度は朝倉選手が四暗刻を成功させ白鳥選手を逆転しました!



Mリーグレギュラーシーズンを通して、役満は年に数回程度の出現度。しかもそれが1ゲーム中に2回も出るのは恐らく放送対局史上初めての出来事。これには堀選手と松ヶ瀬選手も驚きを隠せません。

その後朝倉選手がリードを守り切って優勝。朝倉選手が所属するU-NEXT Piratesには高級菓子が贈られることになりました。
一方最下位だった松ヶ瀬選手が所属するEX風林火山には「うまい棒」が贈られました。




本戦スタート!

大盛り上がりだったエキシビジョンマッチが終了し、いよいよ本戦がスタート。ここからは一般参加者も交えオンライン麻雀サイト「天鳳」で得点を競い合います。ゲスト4人の中で一番成績が良かった人の所属チームには、高級弁当が差し入れされます。
ちなみに朝倉選手はアマチュア時代に天鳳で圧倒的な成績を残しプロ入りした経歴があり、他の3人も天鳳を使ったイベントによく参加されている選手。どんな成績が記録されるのか期待が高まりました。



サクラナイツのYouTubeチャンネルでは堀選手・松ヶ瀬選手の対局を交互に配信。最初は堀選手の対局からスタートしました。
Mリーグでは好成績を残している堀選手ですが、この日は序盤から苦戦が続きます。3位、4位、2位、となかなか1位をになることができません。3回連続の最高スコアが成績となるこのルールでは一度マイナススコアになってしまうと上位に入る可能性はほぼなく、上位に入るには最初の1回でトップを取る必要があります。

そんな堀選手と同様に松ヶ瀬選手も大苦戦。なかなかトップを取ることができず、開始から約1時間が経過したところで白鳥選手・朝倉選手と電話と繋ぎ途中経過を共有します。ゲスト同士の順位の途中経過は白鳥選手がトップで朝倉選手が2位、マイナスが続いている堀選手・松ヶ瀬選手が2人を追いかける展開です。

後半戦に突入した後も苦しい展開が続き、トップが取れた次のゲームでマイナスになってしまうなど3回連続のスコアを伸ばすことができません。すると視聴者からのコメントで、朝倉選手が連続トップを獲得し一般参加者も含めたランキングで1位、白鳥選手も続いて2位になっていることが判明。それ以上のスコアを叩き出す必要があるため、スコアを伸ばせていない堀選手・松ヶ瀬選手は焦り出します。
ゲスト同士の順位は21時までのゲームが成績の対象となるため、なるべくたくさんのゲームを打ちつつ、かつ高スコアを出せるよう集中して取り組む2人…。しかし残念ながら連続でトップを取れることはないままタイムアップとなりました。



豪華お弁当を獲得したのは朝倉選手。スコアは+186で、一般参加者も含めたランキングでも2位に入る好成績でフィニッシュ。白鳥選手とは最後まで接戦でしたが、ホームグラウンドとも言える天鳳での戦いでは朝倉選手に軍配が上がりました。所属チームのU-NEXT Piratesにはエキシビジョンマッチの高級菓子に続き豪華お弁当も贈られます!

優勝者が決定

Mリーガー4人の参戦が終了した後も深夜2時まで大会は続きました。その後もハイレベルな戦いが続きハイスコアが度々更新され、優勝を手にしたのは「おーいタカ派龍」さん。
優勝した「おーいタカ派龍」さんには、特典としてMリーガー全32名サイン入り『Mリーグ2021公式ガイドブック』+ ゲスト4選手サイン色紙 + 参加4チームグッズセット+天鳳有料版有効期限90日分が贈られました。



最後に参加されたMリーガーのコメントを紹介します。

堀慎吾選手のコメント

印象に残ったのはエキシビション。牌譜は見返してませんし、名前は出しづらいので半分伏せさせていただきますが、○鳥が取れるトップを取りこぼしたことは見るまでもなく明確で、朝倉さんは白○に助けられたって感じでしょうね。僕は最下位を「うまい棒松ヶ瀬」におしつける事ができたので最低限の仕事はできたかなって思います。
まあエキシビションに関しては、一言でいうと「茶番」でしたね。
とはいえエキシビションで役満が2発出てスタートし、大会の方も多くの方に参加していただき、サクラナイツサポーターだけでなく、たくさんの方と同卓できて僕自身とても楽しかったです。結果はふるいませんでしたが、やられたぶんはMリーグでわかせてやろうと思います。

松ヶ瀬隆弥選手のコメント

大会に関してはとても良い企画で、配信をしながらのエキシビジョンマッチは新鮮で楽しみながらも真剣に打つ事が出来ました!
ガイドブックは毎年出して頂けるとMリーグファンの方達はよりMリーグを楽しむ事が出来るのではないでしょうか?
来年以降も期待してます!

白鳥翔選手のコメント

まさか役満ツモったのにトップとれないとは……という感じのエキシビジョンマッチでしたが観てくださった方が楽しんでくれたなら良しとしましょう(負け惜しみ)。
僕自身は昔からデータなどの数字を見るのが好きなのでMリーグも4年目を迎えた今、各選手ごとに打ち筋が数字に表れてきていて、『Mリーグ2021公式ガイドブック』とても楽しく読むことができました!まだ読まれていない方は目を通していただけるとよりMリーグが楽しく観れるんじゃないかなと思います! KADOKAWAさんには2022もガイドブックを出していただいてまた来年の記念大会でリベンジしたいと思います……!

朝倉康心選手のコメント

この度はゲストとしてお呼びいただきありがとうございました!僕個人としてはエキシビション、本戦とどちらも麻雀の調子も良く大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
このように多くの人の目につく形で楽しく宣伝できる素晴らしい企画だったと思います。また機会がありましたら是非同じような企画でご協力させていただきたいと思います。同卓の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!

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