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【KADOKAWA文芸編集部2026年10月の新刊紹介】寺地はるな『町は今日も』、青山美智子『海辺のエール』など注目作が盛りだくさん!

KADOKAWA文芸編集部より、10月に刊行される単行本の新刊11冊をご紹介します!
(発売日は予定です。変更の可能性もありますのでご注意ください。また、トップバナーおよび記事本文内の書影は随時更新予定です。)

KADOKAWA文芸編集部2026年10月の新刊紹介

寺地はるな『町は今日も』(10月1日発売)



町で暮らす、すべての人が分かり合うのはむずかしい。それでも――

小学5年生の娘・奏を育てる千緒は、自治会を変えようと孤軍奮闘する子ども会会長・剣崎さんの力になるため、子ども会の役員を引き受けることに。男性中心の自治会の在り方、外国人住民への差別、保護者夫婦間のモラハラ問題。目の前の出来事に怒り、落ち込み、迷いながら、千緒は子ども会の活動を通し、「町」と「自分」を見つめ直していく。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322408000313/

結坂いと『山田先生、結婚すれば?』(10月1日発売)



小説野性時代新人賞受賞! 京都を舞台にしたノンストップ婚活コメディ

「そんなに嫌なら、結婚して苗字を変えればいいのに」
京都の大学図書館司書・山田朔太郎は極度の人嫌い。そんな彼が唯一尊敬する松教授の苗字研究ゼミで、自身の苗字コンプレックスを明かした彼は、ある学生の一言をきっかけに結婚相談所へ行くことを決意する。提示した条件は容姿や年収ではなく「自分を山田から解放してくれる珍しい苗字の女性であること」。苗字への執着が生んだ、前代未聞の婚活が幕を開ける!

第17回 小説 野性時代新人賞受賞作! 

婚活を題材にした物語の中で、「平凡な苗字を変えたい」という設定を加えたことが発明であったと思う。
――辻村深月

文句なしの大賞受賞作といえる。
――道尾秀介

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605000701/

水沢文尾『初髪下ろし』(10月1日発売)



第46回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈読者賞〉ダブル受賞作!

――樟脳の匂い。それは僕にとって、大事な死者の忘れ形見だった。

その村では人が死ぬと、霊は徐々に若返り、やがて赤子に戻る。死者が女なら「初髪下ろし」の儀式を行い、成仏を促すという。

将来に悩む美大生・洞口航は、漆掻きのアルバイトの面接を受けた。謎めいた女性に採用されて山村に向かったものの、到着するなり思いもかけぬ事態に遭遇する。集落の長に「初髪下ろし」の役目を押しつけられたその夜から、不穏な影が身辺に忍び寄る。
「お前、このままだと死ぬぞ」
怯える航を見かねた漆掻きの親方が明かしたのは、村が隠してきた想像を絶する闇だった。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605001423/

澤村伊智『靴と自転車』(10月1日発売)



澤村伊智十周年、日常のすぐ隣で口を開ける、手加減なしの8つの恐怖

「あんたら、取り返しのつかないことしたんだから」
同じ部活の三田は通学用自転車の脇に、決まって青い子供靴を置く。それは死んだ弟の靴らしい(「靴と自転車」)。廃墟と化したニュータウンを訪れた心霊スポット突撃隊の三人組。深夜の廃マンションに現れたのは、カメラには映らない、不気味な赤い霧だった(「赤い霧」)。親から受け継いだ町中華を家族で懸命に守ってきた健作。不可解なものが店の郵便受けを覗き込んでいた日を境に、家族がおかしくなっていく(「さぶら池」)。

デビュー10周年を迎えたホラーの旗手が描く、恐怖の深淵を覗く物語たち。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000254/​

大槻ケンヂ『奇談師 大槻ケンヂ自選短編集』(10月8日発売)



執筆生活三十五年 小説家オーケン、集大成の作品集!

筋肉少女帯でのデビュー以来、音楽と執筆の双方で各界のクリエイターに多大な影響を与え、ファンに愛され続ける、奇才・大槻ケンヂ。2026年に還暦を迎えたことを記念して、自ら選りすぐった短編を収録した傑作選が登場。青春、幻想、ユーモア、猟奇、恐怖、そして恋。唯一無二の世界観を彩る要素がいっぱいに詰まったオーケン小説のベストアルバムが刊行されます。1990年『リンウッド・テラスの心霊フィルム』から2025年『小説集 筋肉少女帯小説化計画』まで、35年間に刊行された書籍の中から、オーケン自ら選りすぐった20篇以上を500ページ超の特大ボリュームで収録。夢中になって読んでいたあの頃の思い出が蘇ります。全収録作品を、執筆当時を振り返りながら大槻ケンヂ自ら解説する3万字に及ぶエッセイ「自選短編オモイデ帳」を新規き書き下ろしで収録。さらに、還暦記念の傑作選に相応しい、豪華で美しい装幀が収録作を彩ります。何年でもずっと持っていたい、そんな本をぜひご自宅に!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322606001004/

青山美智子『海辺のエール』(10月19日発売)



痛みも迷いも寂しさもまるごと抱えて叫ぶ、とびっきりのエールをあなたに。

江ノ電の小さな駅、十六夜駅。鎌倉駅からほど近く、閑静な住宅街にあるその駅には、一人の駅員と一羽の九官鳥「ハッチ」がいた。乗客たちの声を聞き、また別の乗客にその言葉を放つハッチは駅の人気者だ。
十六夜駅には、日々、様々な挫折や苦悩を抱えた人々が訪れる。人生の折り返し地点で将来に不安を抱くフリーランスの男性、恋人との手痛い失恋に打ちひしがれる女性、怪我で休みを余儀なくされたバスケットボール選手、50代の今も現役でストリップの舞台に立つ踊り子、周囲に馴染めずピアノが生きるよりどころとなっている女子高校生……。そんな彼らに届くハッチの“言葉”は、誰がどんな想いで発したのか分からないまま、前を向くきっかけをくれる。
生きづらさを抱えたすべての人にエールを贈る、感動の物語!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602000356/

山岸凉子『鬼来迎 山岸凉子短篇ベストコレクション1』(10月28日発売)



山岸凉子ファン必携の傑作選、3巻同時刊行。

少女漫画界に数々の革新的な作品を送り出してきた山岸凉子。
その珠玉の短篇を集めた四六判サイズのべストコレクションが登場。
第1巻のラインナップは「鬼来迎(きらいごう)」「笛吹き童子(ふえふきどうじ)」「蛭子(ひるこ)」「黄泉比良坂(よもつひらさか)」「常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)」「狐女(きつねじょ)」「ひいなの埋葬(まいそう)」「ハーピー」「流々草花(るるそうげ)」の9作品。
巻末には本書オリジナルのスペシャル企画を収録。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605001433/

山岸凉子『木花佐久夜毘売 山岸凉子短篇ベストコレクション2』(10月28日発売)



山岸凉子ファン必携の傑作選、3巻同時刊行。

少女漫画界に数々の革新的な作品を送り出してきた山岸凉子。
その珠玉の短篇を集めた四六判サイズのべストコレクションが登場。
第2巻のラインナップは「天人唐草(てんにんからくさ)」「月読(つくよみ)」「木花佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)」「キメィラ」「緘黙の底(しじまのそこ)」「コスモス」「鬼子母神(きしもじん)」「海(わだつみ)の魚鱗宮(いろこのみや)」の8作品。
巻末には本書オリジナルのスペシャル企画を収録。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605001431/

山岸凉子『ティンカー・ベル 山岸凉子短篇ベストコレクション3』(10月28日発売)



山岸凉子ファン必携の傑作選、3巻同時刊行。

少女漫画界に数々の革新的な作品を送り出してきた山岸凉子。
その珠玉の短篇を集めた四六判サイズのべストコレクションが登場。
第3巻のラインナップは「ティンカー・ベル」「天鳥船(あめのとりふね)」「八百比丘尼(やおびくに)」「肥長比売(ひながひめ)」「二口女(ふたくちおんな)」「メデュウサ」「夏の寓話(ぐうわ)」「スピンクス」の8作品。
巻末には本書オリジナルのスペシャル企画を収録。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605001435/

古内一絵『スイーツアラモード』(10月30日発売)



「マカン・マラン」の著者によるスイーツと働く人の変遷を描いたエール小説

【作家デビュー15周年記念作品】
いつの時代も流行りのスイーツが心に沁みる、ひたむきに生きる私たちの物語


戦争、震災、ヘイト、疫病、ジェンダーギャップ。
泣いた日も、嬉しい日も、傍には最先端(アラモード)のスイーツがあった――。
昭和~令和までを辿る、感涙小説!


●第1話「プリンアラモード」昭和35年(1960年)
婦人雑誌の記者・登喜子は初取材で横浜のホテルニューグランドを訪ねる。
コーヒーハウスで取材相手がプリンアラモードを注文し、この美しいデザートが米軍将校夫人のために考案されたと知る。

●第2話「フルーツパフェ」平成3年(1991年)
男女雇用機会均等法が成立し、総合職として様々な分野に進出した女性たち。
広告代理店で働く澄香は、エネルギー補給でフルーツパーラーに駆け込むが、総務部の麻子に見つかってしまう。

●第3話「パンナコッタ」平成15年(2003年)
労働者派遣法の規制緩和により、剛毅と同じチームで働く女性は全員派遣社員。
バブル崩壊後も元気な彼女たちに圧倒され、上の世代からは「男らしさ」を押しつけられる毎日で辟易していた。

●第4話「マンゴープリン」平成25年(2013年)
大学で中国語を学んだ美理はそのまま大学事務に就職して10年となる。
成功や理想よりも癒しを求めて生きている世代だ。ある日、学科最難関の同時通訳者養成ゼミに参加したいという1年生が現れて……。

●第5話「ドバイチョコレート」令和8年(2026年)
大学4年生の琴音は生まれてからずっと不景気で平穏に生きることが一番とされていた。
多様性の時代だと言われ、真面目に勉強をすれば問題のなかった学生時代だが、就職活動では「普通のいい子」が売りにならない壁にぶち当たる。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000289/

白川優子『国境なき衣食住』(10月30日発売)



旅行ではわからない海外の暮らし。「国境なき医師団」看護師によるエッセイ

手術室看護師として11カ国への派遣に応じてきた著者が、現地で触れた衣・食・住のこと。
派遣先での共同生活の意外な一面や、夢中になった現地のファッションに食べ物、休暇の過ごし方なども綴ったエッセイ。
――――――
私はこれまで、何度となく紛争地の最前線での医療現場の話を書き、話してきた。
だけど、この本では、その視点を少しずらしている。
医療ではなく、衣食住。
なぜ衣食住? それは、紛争地の現場を、医療とは別の角度から伝えてみたかったからだ。現場で働くということは、そこで暮らすということでもある。
私たち海外派遣スタッフは、どんな環境で、どんな場所に泊まり、どのように暮らしているのか。
食べ物や日用品は手に入るのか。どんな文化の土地に溶け込み生活しているのか。 ――まえがきより

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322501000355/


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小説 野性時代

最新号
2026年10月号

9月25日 発売

ダ・ヴィンチ

最新号
2026年10月号

9月4日 発売

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最新号
Vol.023

8月31日 発売

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