数々の警察小説を世に送り出してきた作家・堂場瞬一さんの『守護者の傷』(角川文庫)が、2026年11月25日(水)に発売決定。予約受付も順次開始しました。
堂場瞬一『守護者の傷』作品紹介
「警察官を勝たせる。それが、おまえの仕事だ」――舞台は、警察を法廷で守る「訟務課」
舞台となるのは、警察が訴えられた民事裁判に対応し、警察官を法廷で“守る”「訟務課」。
神奈川県警の巡査部長・
そんな訟務課に、外部からひとりの新人・
「なぜ、弁護士が警察職員に?」
加穂留が疑問を抱くなか、二人が担当することになったのは、強盗犯グループへの違法捜査をめぐる裁判でした。警察側を守るため裁判に臨む加穂留たちですが、法廷で、捜査に関わった警察官の「嘘」が暴かれてしまいます。
守るべきなのは、目の前の警察官なのか。警察という組織なのか。それとも、その先にある正義なのか――。
警察を守るはずの訟務課が、やがて組織の内部に潜む問題と向き合うことになっていきます。
王道の警察小説×法廷ミステリ。堂場瞬一が描く「組織」と「正義」
捜査一課への未練を抱えながら訟務課で働く加穂留と、弁護士資格を持ちながら警察組織へ飛び込んできた新崎。
二人がそれぞれの立場から裁判の真相を追うにつれ、一つの違法捜査疑惑は、次第に警察組織の奥深くへとつながっていきます。
裁判を通して警察組織と向き合う異色の部署「訟務課」を舞台に、法廷ミステリの緊張感と、堂場作品ならではの骨太な警察小説の魅力が融合した『守護者の傷』。
違法捜査をめぐる裁判はやがて思わぬ方向へと展開し、物語はさらに緊迫していきます。硬派なテーマを扱いながらも、加穂留と刑事である父親との関係や、仕事への向き合い方など、人間味あふれるドラマも丁寧に描かれています。
堂場作品・警察小説のファンはもちろん、リーガルミステリ、組織小説、仕事小説がお好きな方にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。
書誌情報
作品名:守護者の傷
著者名:堂場瞬一
レーベル:角川文庫
発売日:2026年11月25日(水)※電子書籍同日配信
定価:1,144円(本体1,040円+税)
頁数:448頁
ISBN:9784041177181
発行:株式会社KADOKAWA
作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322604001301/
著者紹介
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で小説すばる新人賞を受賞。「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「アナザーフェイス」「捜査一課・澤村慶司」などのシリーズのほか、『誤断』『ルール』『複合捜査』『黒い紙』『十字の記憶』『約束の河』『刑事の枷』など著書多数。





