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【体験レポート】出版社に入りたい!編集者になりたい!夢を叶える  KADOKAWAの新入社員が「小説・コミック編集者講座」に参加してみた

子供の頃から小説やマンガを読むことが好きだった。いつか、“本”に関わる仕事がしてみたい――。そんな想いを抱いたことはありませんか?
しかし、多くの出版社は就職・転職説明会へブースを出展することも少なく、インターンへの応募にもたくさんの課題提出・選考があり、OB・OG訪問もなかなか難しい……
そんな悩みを解決できるのが、KADOKAWAが主催する「小説・コミック編集者講座」。
今回は去年まで実際に就職活動を行っていた新入社員・市村が第1回講座に参加し、内容をレポートします!

※「小説・コミック編集者講座」は、リアル参加コースは9月5日(金)からの開催となりますが、10月16日(木)まで途中入会が可能です。

↓詳細・お申込みはこちらから!
https://kadobun.jp/special/editor-class/

体験レポーター


新入社員・市村


KADOKAWA入社1年目。
大学院まで生命科学に関する研究をしていた、理系の出身です。
就活時は食品メーカーなども受けつつ、もともと本が好きだったこと、そして端的に面白そうだったことから出版社を第一志望に。
インターンは0、出版業界に関する就活イベントやコミュニティの活用もできなかったので、業界を目指す人にこんなにピッタリの講座があったのかと目から鱗を落としつつの潜入です。

イラスト:千野エー

「小説・コミック編集者講座」参加レポート

就活生向け「編集者講座」に、新米文芸編集部員・市村が飛び込み参加してきました!
今年入社1年目の私からすると、まだ完全に他人事とは思えないわけですが、開始前、ソワソワする受講生たちの中で、私も期待が高まります。


ホールには出版業界を目指す参加者たちがずらり! 同じ目標を持つ仲間と出会えるのも、本講座の魅力のひとつ


そしていよいよ時間になり、冒頭のあいさつで――。
「先に断っておきますが人事(採用)とは、ホントに、全く関係ないです! その代わり、私たちが有益だと思った情報は皆さんに全公開します!」
そんな頼もしい言葉とともに、2時間の講座が始まったのでした。

全10回の講座の流れが説明された後、最初のトピックは編集者の仕事そのものとも言える「本ができるまで」の概要。どんな作業を、どんな相手と、そしてどんなスキルを駆使して、仕事を進めてゆくのか編集者の講師が教えてくれます。校正者や制作、宣伝など、耳にはするけどイメージが湧きにくい仕事・部署とのやり取りや、企画力だけではない、編集者にとって大切な資質など、これを先に知っていれば、自分も採用面接でもっと具体的に話せたのでは……! と思いつつ聞いていました。

就活初期にこんな話を聞けるのは羨ましい!
というのも、出版社は積極的に就活生・転職希望者への情報や機会の提供を行っていないことも多く、業界研究が難しいのです。そもそも働いている人の絶対数が少ない、当然知り合いにもいない、ゆえに就活まとめサイトなども生の声を集められず同じような大雑把なイメージばかり。情報源を探しさまよう虚しい日々を過ごしたのは私だけではないはずです。最近はたまにインターンの受け入れがある会社などがあるものの、やはり狭き門。そんななか、執筆依頼の仕方や帯キャッチコピーの考え方、ESの書き方、面接対策講座など、実践形式で仕事のイメージを持つことができる講座は貴重です。ここまで詳しく学ぶことができる講座に参加した受講生の皆さんは、各人の目標達成に向けて確実に歩みを進められると感じました。

後半は本選考に向けたアドバイスと、最近の試験傾向の振り返りが行われました。出版社の選考に参加する人は多くの場合何社も受けるので、会社横断的な情報は大変重要。試験内容など公開している会社もなく、形式もジャンルも各社バラバラで、自分一人で集めるのは骨が折れる内容なのですが、何も知らずに行く覚悟などはできない(し、そんな覚悟しない方がよい。)ですが実例を集めることができれば、案外共通の武器で戦えることに気が付いたりするのです。講座内での試験内容紹介は「出版社を目指す人たちに、他社も含めた有益な情報を」という想いが見えるものでした。


講座内で配布されるテキストでは、出版業界特有のエントリーシートの紹介やKADOKAWA社員の勤務スケジュールなど、ここでしか見ることができない情報が満載!


また、印象的だったのが受講生たち。リアル参加コースでは約30名の参加者が第1回講座に参加。男女比は3:7程度で、女性の参加者が多めでした。
なかには「“覚悟”が受講理由だ」という人もいたくらい皆真剣な目つきながら、就活仲間の大切さを知っているからか非常に和やかな雰囲気でした。きっと良い未来が待っていると、願わくばこの業界で一緒になれたらと、たった数カ月のペーペー社会人ながら私は考えてしまうのでした。
最後に一つだけ。講師の編集者たちが、話すのがすごくうまいのです。皆さんそれぞれ、自分なりの仕事の価値観や、作家さんと一緒にどうやって物語を作り上げていくのかという軸があり、内容の充実さに加えて、WEB上で調べるだけでは分からない生の情報をこんなにわかりやすい説明と共に聞けるなんて、必見の講座だと思いました!

出版業界に興味はあるけれど、どうやって業界研究したらいいのか分からない。実際の仕事の流れを体験してみたい――
そんな方はぜひ、KADOKAWAの「小説・コミック編集者講座」に参加してみてください!

開催スケジュール(全10回)

2025年9月5日(金)から12月中旬まで全10回を予定。
※各回19時開始~21時終了予定です。

  • 第1回 9/5(金) 講座ガイダンス/本が出来るまで/若手社員による就活アドバイス
  • 第2回 9/12(金) 出版業界の現状/現場の編集者による講義① (文芸)
  • 第3回 9/26(金) 編集者の仕事とは?/現場の編集者による講義②(コミックエッセイ)
  • 第4回 10/3(金) コミックスの現場とは?/現場の編集者による講義③(コミックス)/作文フィードバック
  • 第5回 10/17(金) 企画立案 -理論-(執筆依頼の仕方、企画書の作り方)
  • 第6回 10/31(金) 企画立案 -実践-(グループワーク、模擬企画会議、帯キャッチコピー案発表)
  • 第7回 11/7(金) 小論文&作文のポイント、ES の書き方
  • 第8回 11/28(金) ESフィードバック
  • 第9回 12/5(金) 面接対策講座/就活相談・情報交換会
  • 第10回 12月中旬 模擬面接

*現役編集者が講師を務めるため、各講座の構成や内容は一部変更になる可能性があります

コースは2種類!

  1. リアル参加コース:全10回(講座すべて) 98,000円(税込)
    →場所:角川本社ビル 2階ホール
  2. オンライン参加コース:全4回(第1~4回まで) 35,000円(税込)

本講座の詳細、申し込み方法については特設サイト
https://kadobun.jp/special/editor-class/)をご確認ください。

公式X(旧Twitter)アカウントを開設しました!

講座に関する最新情報や、編集者たちのリアルな声などを随時発信していきます。
ぜひフォローして、最新情報をチェックしてください。
https://x.com/KAD_editorcl_nc

これまでの参加者の声

※一部抜粋

実際に編集の職に就いている方のお話は非常に興味深く、自身が編集者を志望するかどうか再考する上で、沢山の材料を得ることができました。多くの魅力的な社員さんのお話を聞けて「やはり編集者になりたい!」という気持ちが高まりました。(既卒・女性)
実際に出版前のゲラを見せていただき、作業する回がとても楽しくて、自分もこのお仕事に携わることができたら良いなという思いが強くなりました。(大学3年・女性)
特に企画・帯・ES等、課題提出があり、フィードバックを頂ける回が大変勉強になりました。企画は特に出版業界に入った後の仕事のイメージがより一層具体的になりました。(大学3年・女性)
講座の後も質問に親身になって答えて下さって、自分では突かれると思っていなかった志望動機の穴を知れたり、就活において直接的に役立つこともあり、本当に受けてよかったと思いました。(大学3年・女性)
自分が調べられる範囲では絶対に知ることが出来なかった現場の方々の生の声を聞けて、一就活生兼一読者として楽しむことが出来ました。具体的な編集者のイメージを持つことができたため、より志望度が高まりました。(大学3年・女性)
「就活生と」ではなく、出版社で働く人「同士の」コミュニケーションの空気が垣間見れたのが、そこで働く自分のイメージをつかむ上で良かった。(大学院1年・男性)
面接対策で、自分自身がどのような話し方をしているか、どこが悪いかどこが良いか具体的に評価して下さり、アドバイスを沢山頂けた点が良かったです。(大学3年・女性)
多面的に編集者の仕事を知ることができて、直接的でなくても結果的にすべてを就活に活かすことができる講座だと思いました。社員さんたちが皆さん親身で、ささいな質問にも詳しく答えてくださって、すごくためになりました。(大学3年・女性)
出版業界の就活について、ネットにたくさん情報はありますが、「○○をしろ!」というような対策の羅列で、見れば見るほど不安感・焦燥感を覚えます。この講座では、編集者の皆さんのリアルな本音(就活や仕事での失敗談を含め!)を聞けるので、出版社の就活をする中で心の安定剤でした。何よりも、楽しい! 楽しさの中に学びもあって、大変有意義な時間を過ごせました。(既卒・女性)
大学2年生が参加して十分に学びを得ることができるのか、少し不安に思っていましたが、講師の方々が丁寧に説明をして下さったこと、フィードバックが就職活動以外でも生かせるないようであったこと、小さな疑問にも的確に答えて下さったことで、実り多い時間を過ごすことができました。(大学2年・女性)

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