8月28日(金)夕方、潰瘍性大腸炎の再発を理由として安倍首相が辞意を表明しました。この報道を受けて、翌29日(土)、30日(日)はそれまでとは違う本が一気に販売数を伸ばしています。インターネット上では「安倍晋三」や「首相退陣」で検索した人も多かったというデータもあり、この週末2日間の販売ランキングは興味深い状況となりました。この販売ランキングから上位書名5点について紹介します(弊社調べ)。
抱腹絶倒! Gペン片手に難病闘病ギャグエッセイ
『腸よ鼻よ 01』
著者:島袋 全優
https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000602/
漫画家を夢見るティーンエイジャー島袋全優は、原稿とバイトに明け暮れる毎日を送っていたが、いつしかトイレに行くたび便器が血まみれスプラッター状態に。はじめは腸炎と診断されるものの入院治療でも一向に容態は回復せず……改めて検査を受けてみると実は腸炎ではなく難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」だった!? 「取材」と称して入退院を繰り返し、片手にGペン、片手に点滴を携えたエキスパート患者の筆者が、発病した学生時代から商業デビューを果たして漫画家になってからも続く闘病生活の実体験をもとに明るく描く奇跡のギャグコミックエッセイ。読後、貴方はこう思うはず……「セカオピ、めちゃくちゃ大事」。次にくるマンガ大賞2019 WEBマンガ部門第3位に輝いた作品、待望の書籍化!
「民主主義のほんとうの意味を知っている人がどれだけあるだろうか」
『民主主義』
著者:文科省
https://www.kadokawa.co.jp/product/321807000029/
「民主主義」――果たしてその意味を私たちは真に理解し、実践しているだろうか。昭和23年、文部省は新憲法の施行を受けて当代の経済学者や法学者を集め、中高生向けに教科書を刊行した。民主主義の根本精神と仕組み、歴史や各国の制度を平易に紹介しながら、戦後日本が歩む未来を厳しさと希望をもって若者に説く。普遍性と驚くべき示唆に満ちた本書はまさに読み継がれるべき名著といえる。全文収録する初の文庫版!内田樹氏による解説も必読。
今さら聞けない、経済と政治のキホンの「キ」がわかる超決定版!
『イラスト図解 社会人として必要な経済と政治のことが5時間でざっと学べる』
著者:池上 彰
https://www.kadokawa.co.jp/product/321712000649/
学生に、社会人に大好評、重版出来!
「日経平均株価」「円高」「ビットコイン」、一方では「総選挙」「政治資金」「憲法改正」など、日々のテレビや新聞、ネットに踊る「経済」と「政治」のニュースは、そこに登場する「コトバとその意味」、そして何よりそれらの「仕組み」を知らないと、得た情報をそもそも理解することはできません。本書は、世にあふれ続ける経済や政治の情報を正しく読み解くために最低限必要なポイントを、ご存じ池上彰氏がやさしく解説。イラスト図版を使いながら、誰にでもわかりやすくまとめられた一冊です。
世界の新リーダーが決まる年。すべての現代人、必読の書。
『知らないと恥をかく世界の大問題3』
著者:池上 彰
https://www.kadokawa.co.jp/product/201201000041/
大震災を経ても先送りの構図が変わらない日本。しかし、世界は大きく動いている。世界の新リーダーが登場する2012年、転換期にある現代社会を読み解くために欠かせない、池上彰の人気新書第3弾、最新版の登場!
健康長寿の裏側から亡国の安倍政権まで、独自の視点で世間のウソを見抜く!
『本当のことを言ってはいけない』
著者:池田 清彦
https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000125/
現在、日本の85歳以上のうち約5割は認知症である。学校はほぼ最悪のブラック職場になりつつある。近い将来、エリート層は国外へ逃亡する――「日本すごい」と馬鹿の一つ覚えみたいに騒ぐけど、本当に「すごい」のは日本の凋落速度だ! 人気の生物学者が、独自のマイノリティ視点で快刀乱麻を断つ。世間にはびこるウソと無駄を見抜くエッセイ。