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数学界のみならず、世界に激震をもたらした宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論。京都大学の望月新一教授によって2012年に提唱されたこの理論は、数学界に残された超難問「ABC予想」の解決をも含むとされ、その難解さと斬新さから「未来から来た論文」などと称されました。
この理論の独創性を一般向けに紹介した加藤文元先生の書籍『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』は発売直後から大きな話題を呼び、発売即重版となりました。
5月には日経新聞で、サイエンスライターの竹内薫さんが「この数十年の数学向け一般書のベスト1」と評され、12月には第2回八重洲本大賞を受賞。NHKで「“ことしの本” 大賞に異例の数学解説書」として紹介されるなど、反響が広がっています。
このたび編集部では、著者の加藤先生にインタビューを敢行! 聞き手は「文庫X」など、さまざまな仕掛けで本を届ける試みを続ける書店員の長江貴士さんにお願いしました。
第1弾としてお届けするのは「IUT理論の現在地」です。
IUT理論は2012年にホームページ上で発表されましたが、その後どのような経緯をたどったのでしょうか。数学界の反応は? 社会の反応は? またそもそもIUT理論とはどういった理論なのでしょうか。
長江さんの素朴な疑問を、だれにでもわかる言葉で説明してくれる加藤先生。数学が苦手、という人も、世界の最先端の数学者たちが何に挑んでいるのか、その魅力的な世界を知ることができる内容です。
3回掲載の予定です。ぜひご覧ください!
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