

妖怪が息づく山里の町
平成20年(2008)怪遺産登録
徳島県三好市山城町は、世界レベルの激流といわれる吉野川沿いの、急峻な山々に囲まれた町です。
山城町藤川谷のボランティア団体・藤川谷の会は、平成10年(1998)から、地域の魅力を再発見するための歴史調査を行いました。その結果、子供時代に山爺と遊んだという女性や、狸に化かされた人など、リアルな体験談を含めて、妖怪伝承が豊富にあることが分かったのです。
そのころ、水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』で有名になった妖怪・子泣き爺の伝承が、山城町上名平にあったことが郷土史家の協力で判明します。
これを機に、藤川谷の会が中心となって、子泣き爺の石像建立、妖怪譚を伝えるモニュメントの設置、妖怪まつりの開催など、地域の妖怪をアピールする活動を行い、平成20年には「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」を発足させました。
このような地域密着の活動が妖怪文化の普及に貢献しているとして、平成20年に怪遺産の認定登録がなされました。
徳島県 飯泉嘉門知事による徳島県の怪な魅力発信!
ここもすごいぞ徳島県
大歩危妖怪人形劇配信
徳島県三好市山城大歩危地区にある〝四国の秘境山城・大歩危妖怪村”が展開する新たな取り組み。
妖怪人形劇の収録映像を披露します。
祖谷のかずら橋
日本三大奇橋のひとつ「祖谷のかずら橋」。平家の落人が追手から逃げるために架けた
とも言われ、一歩踏み出すたびに軋んでゆらゆら揺れる橋はスリル満点!


祖谷渓・小便小僧

深く切り込んだV字型の渓谷には、エメラルドグリーン色の祖谷川が流れ、上から覗き込めば、目がくらむほどはるか下に見える。断崖に立つ小便小僧は、街道中一番の難所とも言われる七曲(ななまがり)にある。
妖怪屋敷
道の駅大歩危にある「妖怪屋敷」は、山城町に伝わる妖怪伝説を後世に残すべく、地元の人々によって作られた妖怪を展示しています。その他、妖怪伝承に関する資料・クイズなどで楽しく学べるコーナーなどもある。


児啼爺石像
三好市山城町は、水木しげる氏の漫画「児啼爺(こなきじじい)」の故郷とされており、このことを広く後世に残すため、平成13年に「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」により建立された石像。石像の横に立つ石碑には、作家京極夏彦氏直筆の説明文が書かれている。

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