笹間良彦著『図説 日本未確認生物事典』（角川ソフィア文庫）を11月22日（木）に発売いたしました。
彼らはいったい何者？
日本の民衆史に登場する幻人・幻獣・幻霊と呼ばれる「実在しないのに実在する」不可思議な生物たち。
日本人の豊かな想像力と精神性が生み出してきた、彼らはいったい何者なのか？
天狗・轆轤首・青鬼・赤鬼・黒鬼・河童・人魚・猫股・九尾の狐・多頭大蛇・土蜘蛛……など、100種類以上の生物について、特徴や確認された場所などを、歴史文献を用いて解説。
多岐に亘る史料を渉猟してまとめたコンパクトな事典！
九尾の狐（本書より）
鵼（本書より）
●擬人的妖怪編
●魚と亀の変化
●龍蛇類の変化
●獣類の変化
●鳥類の変化
●湿性類の変化
【登場する生物】
●天狗
●青鬼・赤鬼・黒鬼
●地獄の鬼
●河童
●魑魅
●魍魎
●人魚
●龍
●八俣大蛇
●くだ狐
●狢
●鎌鼬
●鵼
●土蜘蛛
●麒麟
……ほか
1916年、東京に生まれる。日本の歴史家、武具研究家、文学博士。日本甲冑武具歴史研究会会長を務めた。『図解日本甲冑事典』『甲冑鑑定必携』『江戸幕府役職集成』（以上、雄山閣）、『図録 日本の合戦武具事典』『図説 日本戦陣作法事典』（以上、柏書房）ほか、著書多数。緻密な取材と調査からなる文筆とともに、詳細な筆致のイラストには定評がある。2005年逝去。
角川ソフィア文庫
『図説 日本未確認生物事典』
著者：笹間良彦
定価：本体1200円＋税
発売日：2018年11月22日
ISBN：978-4-04-400443-9
発行：株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡ
https://www.kadokawa.co.jp/product/321808000031/
※電子版も好評発売中。
