KADOKAWA文芸編集部より、11月に刊行される単行本の新刊11冊をご紹介します!
(発売日は予定です。変更の可能性もありますのでご注意ください。また、トップバナーおよび記事本文内の書影は随時更新予定です。)
KADOKAWA文芸編集部2026年11月の新刊紹介
今野 敏『百鬼』(11月4日発売)
東京の夜を彷徨う鬼を捕えよ。警察×祓い師による常識破りの捜査が始まる。
都内で相次ぐ連続傷害事件。被害者たちはみな一瞬で関節を外され、病院送りにされていた。SNSでは「夜の街に鬼が徘徊している」という噂が流れ、目撃者らは一様に黒いフーディーの男の存在を口にするが、犯人の素性は一向に掴めない。捜査に行き詰まる中、警視庁の富野と有沢は、お祓い師・鬼龍光一と安倍孝景を呼び出し特命班を結成する。追跡の末、「鬼」が姿を現すと噂されるのは、アマチュア総合格闘技のリングだった!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322506000020/
水町重範『陋巷の灯を診つめて半世紀』(11月6日発売)
歴代首相の健康管理を任された随行医のVIPカルテ!
予防医学の重要性を説き、身体の不調が顕在化する前の些細な病変を見逃さず、あらゆる要人から厚い信頼をえる主治医となる。政財界、芸能界、文壇、そして医療。第一線を見つめ続けた視点から日本の未来を探る。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322606001400/
浅野皓生『推定冤罪』(11月9日発売)
無罪判決の8年後、再び痴漢容疑で逮捕された男。本当に冤罪だったのか?
2018年4月、刑法学者の灰原法雄が痴漢容疑で逮捕された。起訴されるも無罪判決を勝ち取った灰原は、記者会見で、冤罪によって社会的に殺されるかと思うと怖くてたまらなかったと涙を流す。一方、被害を訴えた女子学生には誹謗中傷が殺到し、判決の翌月に自殺してしまう。しかし2026年6月、灰原は再び痴漢容疑で逮捕される。8年前は本当に冤罪だったのか? 再び灰原の弁護を担当することになった弁護士・乃木知美と、自殺した女性の親友でもある新聞記者・本間湊、事件の目撃者・桜井栞の3人が見た「真実」とは。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322607000216/
秋川滝美『ひとり旅日和 時紡ぐ!』(11月19日発売)
グルメ×旅! おひとりさまに贈る人生満喫本。旅先は川越、京都、広島、奈良
人見知りで要領の悪い日和は、初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていく。
プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってきて――
梶倉日和は事務製品の製造販売会社に勤めて9年が経ち、真面目な頑張りが評価され、春から主任に昇格した。
10月のある日、鏡に疲れ果てた女が映っていてぞっとした。
リニューアルしたボールペンがインフルエンサーに紹介されたことで問い合わせが殺到。
夏の間、ずっとキャパオーバーだったせいだ。
日和は疲れて計画すら立てられなかった旅に出ることに。
癒しを求めて広島に向かった――。
他にも、ノープラン&日帰りで川越、憧れの京都、
そしてテレビで見て釘付けになった東大寺の『お水取り』に行く旅へ!
古い町並みを歩き、かわいい野良猫を見て、広いお風呂にゆっくり浸かる。
頑張ったあとに必要なのはご褒美だ!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602001318/
月村了衛『謎の女中お眠さん』(11月20日発売)
あの傑作探偵小説の裏にはお眠さんあり!? 愛に溢れた戦後探偵小説家奇譚
時は昭和二十二年。医学生の山田誠也は、前年に探偵小説専門誌で入選し作家としての一歩を踏み出そうとしていた。近所の屋敷に奉公している女中お眠さんにまつわる怪異を目撃してからというもの、誠也は彼女に興味津々。彼がピンチになるといつも助けてくれるお眠さん。戦後を代表する探偵小説の裏には必ずお眠さんがいた……! 江戸川乱歩に師事する若き探偵作家たち高木彬光、島田一男、香山滋、大坪砂男らと切磋琢磨する日々。横溝正史との運命的な邂逅。さらには円谷英二と酒を酌み交わす。戦後のカルチャーを横断する、愛に溢れた戦後探偵小説家奇譚!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000445/
著者:米澤穂信、プロデュース・出演:星野 源『石の刃』(11月25日発売)
「勝てる見込みはほとんどない」控訴審をめぐる、華麗なるリーガルミステリ
【著者は米澤穂信。プロデュース・写真ディレクション・出演は星野源!】
虎ノ門に法律事務所を構える弁護士・絵島のもとに、先日判決が下った殺人事件の控訴審の依頼が舞い込む。被告人の小布井春子は、夫の復讐のために被害者を展望台から突き落としたとされ、一審で重い有罪判決を受けた。小布井の部屋から殺害計画を詳細に記した日記が見つかって以来、〈殺人日記事件〉という名で世間を騒がせている。絵島はすぐさま小布井と接見するが、彼女は控訴に消極的で、事件については完全な黙秘を貫いている。絵島は依頼を果たすため、関係者への聞き込みと現地調査を開始。絵島がたどり着く真実、そして控訴審の行方は――。
「やるなら徹底してやらなきゃいけないし、それでも勝てる見込みはほとんどない。それが控訴審だ」
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322407001130/
木野寿彦『水は夜でも流れるよ』(11月27日発売)
心に傷を持つ姉弟の、ままならない日常の痛みと再生を描く、傑作家族小説
専業主夫である僕と、まだ言葉を喋らない三歳の息子。
社会人としても、父親としても、やっぱり僕は不用品だ。
母の浮気相手の子だと知らされた私と、それを知らない、頼りないけど優しい父。
血の繋がりなんて関係ないと思ってきたけれど、やっぱり私は偽物だ。
心に傷を持つ姉弟の、ままならない日常の痛みと再生を描く、新たな傑作家族小説。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602001310/
監修・協力 角川映画『角川映画50周年 公式プレミアムガイド』(11月28日発売)
「読んでから見るか、見てから読むか。」角川映画祭の熱狂がこの1冊に!
2026年5月から角川有楽町シネマにてスタートした「角川映画祭」。「犬神家の一族」など、映画祭で上映されている40作品を中心に、角川映画の魅力に迫ります。
豪華メンバーによる寄稿、未公開カットなどを余すところなく掲載し、コレクターズアイテムとして熱心な映画ファン、参加スタッフ、クリエイターなどに向けて発売。
寄稿として、赤川次郎氏、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサー、大林宣彦監督の長女・大林千茱萸氏、そのほか、監督やスタッフ、主演俳優陣など10名ほどを予定。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322607001466/
小野寺史宜『銀座の夜のうた』(11月28日発売)
うたいたくなる夜が誰にでもある
3人の父、客、アルバイト――
それぞれの思いが溶け込む銀座の夜
大場銀市がマスターをつとめる喫茶『銀』にはさまざまな客がやってくる。泰明小学校銀座中学校の同級生、その子ども、同級生の教え子、義理の姪、会ったことのなかった姉――。2人の義父と相次いで面会し、さらに店の元オーナーの実父が入院したと聞いて、銀市の内面は少しずつ変化していく。離婚の遠因となった仁美との関係を振り返る中で、やがて銀市は小さな一歩を踏み出していく。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322607000589/
堂場瞬一『路上の標的』(11月28日発売)
警察小説のトップランナーによる、緊迫の時間制限サスペンス!
大阪市内をワイヤレス給電で走行するバスに、攻撃予告が届く。元刑事で危機管理会社「TCR」のベテラン社員となった四十五歳の長須は、バス運営企業の依頼で本件を調査することに。具体性に欠ける曖昧な脅迫状、これは悪戯か? 疑問を抱く長須のもとへ、市内で突然車が炎上したとの報が。犯人に出し抜かれた長須は、府警の捜査に協力しながらネタ元からも情報を引き出し、TCRの仲間と連携して迅速に犯人像を絞り込もうとする。しかしさらなる脅迫が――。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322512001183/
夢野久作『ドグラ・マグラ 特装版』(10月30日発売)
読書史上最大の奇書が、美麗な豪華版として堂々復活!
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1500枚の書き下ろし作品として出版され、読書界の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、10余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322602001342/





