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角川文庫創刊70周年の夏は「カドフェス」だけじゃない!
大人向けの苦みばしったあの本で、キンキンにトガったあの本で、ジョッキ片手に語り明かしたい。そんな大人の男たちの“渇き”を満たす名作を揃えた、「大人の男のための夏フェア」が全国書店にて好評開催中&フェアラインナップをご紹介!
日本人の倫理意識のあり方を問う
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腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。彼には、大学病院時代の忌わしい過去があった。第二次大戦時、戦慄的な非人道的行為を犯した日本人。その罪責を根源的に問う、不朽の名作。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200401000389/
人生にはユーモアが必要だ
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水産庁の漁業調査船に船医として五か月の航海に出た著者。航海生活や寄港した世界各地の風景や文化をめぐり、ユニークな文明批評を織り込んで綴った型破りの航海記が、装い新たに新登場!
https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000247/
歌舞伎町サバイバル
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アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国人黒社会を器用に生き抜く劉健一。だが、上海マフィアのボスの片腕を殺し逃亡していたかつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わった――。衝撃のデビュー作!!
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999344201/
三島流「エスプリ」
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大いにウソをつくべし、弱い者をいじめるべし、痴漢を歓迎すべし等々、世の良識家たちの度肝を抜く不道徳のススメ。西鶴の『本朝二十不孝』に倣い、逆説的レトリックで展開するエッセイ集、現代倫理のパロディ。
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999121207/
“性堕(落)説”を胸に、進もう
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「堕ちること以外の中に、人間を救う便利な近道はない」。第二次大戦直後の混迷した社会に、かつての倫理を否定し、新たな考え方を示した『堕落論』。安吾を時代の寵児に押し上げ、時を超えて語り継がれる名作。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200703000053/
原発利権……社会派推理の最高峰!
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北アルプス上空で、原子力科学者の搭乗した旅客機が墜落した。乗客の生存は絶望的だったが、なぜか科学者の雨村の遺体は見つからない。やがて政治家と企業の利益追求恐ろしい罠が明らかになり――。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321411000062/
“江夏の21球”26分間のドラマ
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ホームランを打ったことのない選手が、甲子園で打った16回目の一球。九回裏、最後の攻撃で江夏が投げた21球。スポーツの燦めく一瞬を切りとった8篇を収録。
https://www.kadokawa.co.jp/product/201202000087/
いかに生き、死に向き合うか
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「人生とはなにか?」「いかに生きるべきか?」。この終生の課題に解答、結論を下した書として、全世界でいちばん多く読まれている人生読本。深遠な哲理が、やさしくわかりやすく書かれている。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200402000419/
現代にも通ずる鋭い社会批判
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貧しい農民の家に生まれた一人の人間を通し、当時の中国社会を風刺的に描く。辛亥革命の失敗点を痛烈に暴き、民族的決意を促し、文学史にその名を刻んだ代表作。ほかに、デビュー作の「狂人日記」、日本留学の思い出を描いた「藤野先生」、「孔乙己」「小さな事件」「故郷」「家鴨の喜劇」「孤独者」「眉間尺」を収録。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321801000016/
他文化から見つめる日本の姿
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砂漠対モンスーン、遊牧対定住、一神教対多神教など、ユダヤ人との対比という独自の視点から、卓抜な日本人論を展開。豊かな学識と深い洞察によって、日本の歴史と現代の世相に新鮮で鋭い問題を提示する名著。
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999320701/
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