ポエジーな物語を幻想的なイラスト62点が彩る、夢枕獏・作、天野喜孝・絵の絵本が10月1日に発売されました。
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本書は髙島屋美術部創設110年記念「天野喜孝・叶松谷・夢枕獏展 バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々」の一環として刊行されました。物語を紡いだ夢枕氏、イラストを描いた天野氏、企画に携わった陶芸家の叶氏の三人が、構想からはじまりフランス・ブルターニュ地方への取材、京都での制作合宿と、8年の長きにわたり取り組んだコラボ絵本です。ケルト神話のエッセンスが抽出された大冒険譚はこの季節にぴったり。秋の夜長に本作の世界にぜひ浸ってみてください。

なお、企画展は以下の日程で開催予定。各会場でサイン会も行います。詳細については各会場にお問合せください。

大阪展/髙島屋大阪店6階美術画廊:2018年10月3日(水)~10月9日(火)問い合わせ06-6631-6382
京都店/髙島屋京都店6階美術画廊:2018年10月24日(水)~10月30日(火)問い合わせ075-252-7196
東京店/髙島屋新宿店10階美術画廊:2018年11月28日(水)~12月10日(月)問い合わせ03-5361-1615

■あらすじ

タックとチーマは、仲のいい兄妹。 
考古学者のお父さんの部屋でふたりが遊んでいると、天使のプリエルが不思議なタマゴを持ってやってくる。
タマゴから生まれたのは、猫竜のふわふわ。
このふわふわは、大きくなる前に青い金剛石を食べさせないと、怖い竜になってしまう。
これはたいへん。
そこで、みんなはハロウィンの晩に、五つの謎々を解く冒険の旅に出かけることになった。
三人の魔女、双つ首鳥、七人の小鬼、三頭の象神、スフィンクス、ケルトの神シアバーン……。
妖怪や魔物の出る森を抜けて、ケルトの大神バロルの神殿までたどりついた兄妹達の運命は――
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■著者紹介

天野喜孝(あまの・よしたか):絵

1952年静岡県生まれ。画家、キャラクターデザイナー、イラストレーター、装幀家。舞台美術や衣装デザインも手掛ける。繊細で妖艶・幻想的な絵柄は欧米でも人気を博し、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ケルンなどでも個展を開催してきた。これまで手掛けた絵本に『葡萄姫―千夜一夜物語』、「こたつ」シリーズ、『天野喜孝名画ものがたり 眠れるレタス姫』『天野喜孝名画ものがたり シンデレラ』などがある。

叶松谷(かのう・しょうこく):企画

1948年京都市生まれ。京都伝統陶芸家協会会員。元京都市立芸術大学教授。日展会員。京焼の伝統を受け継ぐ窯元として名高い、名窯の三代目。74年第四回フランス・バロリス国際陶芸展グランプリ名誉大賞受賞。日展で二度特選、会員賞を受賞するなど、京都陶芸界を牽引している。2015年には京都府文化賞功労賞を受賞。

夢枕獏(ゆめまくら・ばく):作

1951年小田原生まれ。89年に『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、98年に『神々の山嶺』で第11回柴田練三郎賞を受賞。2011年刊行の『大江戸釣客伝』は第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞をトリプル受賞。人気シリーズに「陰陽師」「餓狼伝」「キマイラ」などがある。長篇作品に『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』『東天の獅子』『大江戸恐龍伝』など。17年に第65回菊池寛賞、第21回ミステリー文学大賞を受賞。18年には紫綬褒章を受章。

■書誌情報

『バロルの晩餐会』

発売:2018年10月1日(月)※電子書籍同日配信
定価:本体2200+税
装画:天野喜孝
頁数:192頁
体裁:四六判上製単行本(書き下ろし)
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000239/