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天文を題材にした青春小説、『この夏の星を見る』。
作中で全国の中高生が同じ星空を見つめたように、この作品を盛り上げてくださる書店さんを募集中です。
離れていても空は一つ! ご応募お待ちしております。


全国天文部メッセージ
北海道・東北
本と文具のBSさんわ
山形県
山形県南陽市宮内591−4

コロナ禍で脇に追いやっていた気持ちをすくい上げ、慈しんでもらえたような気がしました。主人公達と同世代でなくとも共感を得る作品だと思いました。

山田由樹

TSUTAYA弘前店
青森県
青森県弘前市高田2丁目1−1

辻村深月先生の本を読むと、いつでもこどもの頃の自分にすぐに戻れてしまう。
中学生になった私は、彼女たちといっしょに、せつなくなったり、やりきれない思いを抱えたり、誰かのことばでこころがあたたかくなったり。
コロナ禍という特殊な状況ではあるけれど、たいせつなものは変わらないんだな。
どの世代のひとにもきっと届くものがある。
この夏、たくさんのひとに読んでほしいです。

唐牛夏子

スクラム古川店
宮城県
宮城県大崎市古川沢田筒場浦15

「これ以上、私たちから何も奪わないでって感じ。」作中に登場する深野の何気ない一言を、この3年のうちに、いったい何人の人が思ったことだろうかと思います。とくに子供たちは、人生の中でも多感である大切な時期に、「今だけ我慢すれば」「落ち着くまでは」「しょうがない」と言いながら、いくつの事をあきらめ、手放さなければならなかったのか。ついつい、失くしたものばかりを考えてしまいます。
パンデミック以降、耳にするようになったソーシャルディスタンス。 コロナ、天体観測、リモートなどを通じて、“距離”の捉え方や感じ方、それを飛び越えて繋がろうとする人の思いについて考えさせられました。どんな状況に置かれたとしても、人生は、今、この瞬間を重ねていくことがすべてです。作中にもあるように、私たちが生きているのは「今」しかない。行動制限がかかり、ままならない状況の中でも、亜紗や真宙、円華たちのように、自分たちの考えやふとした行動によって、新しく開かれていったものもあったかもしれない。そこに訪れる出会いや感動は、何にも奪えない瞬間です。そしてこの作品もまた、この3年のうちに、辻村深月さんが生み出してくれた物語。そこには、何にも奪えない感動がありました。「子どもだって大人だって、この一年は一度しかない。きちんと、そこに時間も経験もありました。」綿引先生の言葉が、とても印象に残っています。

門脇

紀伊國屋書店 仙台店
宮城県
仙台市太白区長町7-20-3 ザ・モール仙台長町3F

新型コロナウイルスがまん延し、それまでとは一変した世界、日常。
そんな期間に10代の青春時代が当たった彼女たち。
大人は言う「可哀想な世代」。夢や目標を失った子たち。新しい友達も作ることが出来なかった子たち。etc.
それまでとは違った形になったけど、それでも彼女たちは自分たちの青春時代で輝くモノを見つけて掴んだはずだ。
当事者以外が必要以上に彼、彼女を「可哀想な子」として扱うのは失礼なんじゃないか。
この作品では、リモートで全国の仲間と繋がり天体観測するという形で目標や楽しみを見つけていた。
10代の「好きなことへの行動力」は全世代で最強だ!どんな世代だって、どんな時代だって、青春は悩んで、迷って、恋して、一生懸命だ。
今まで読んだ辻村作品のなかで一番読後感が爽やかでした。そして今まで読んだ星を扱った小説で一番夜空を見上げたくなりました。
今日の星空も大切なあの人たちとちゃんと繋がっている。

齊藤一弥

紀伊國屋書店 札幌本店
北海道
札幌市中央区北五条西5-7 sapporo5
三省堂書店 札幌店
北海道
札幌市中央区北五条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス5F

MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
北海道
札幌市中央区南一条西1-8-2 高桑ビルB2〜4F

丸善 仙台アエル店
宮城県
仙台市青葉区中央1-3-1 AER 1F

関東・中部
BOOKSえみたす大口店
神奈川県
神奈川県横浜市神奈川区神之木町2−30

清涼飲料水を飲みほした後のような爽快感がありました。辻村作品の中でも秀逸だと思います。

近藤

SuperKaBoS鯖江店
福井県
福井県鯖江市神中町2-2-26

みんなそうなのだから、とあきらめることの多かった日々。コロナ禍でなければ子どもたちはもっとたくさんの体験ができたはず。同じ一年は二度と来ない。それでも友達や先輩や先生と過ごした学校生活の全部がくすんでしまったわけではないと思う。子どもは大人が思うよりずっと柔軟で強い。
小さなきっかけから生まれた出会い。それがどんどんつながって新しい出会いが生まれる。離れていても、年齢が違っていても一緒にできることはある。制限のある中で仲間とともに大きなことに挑戦した子どもたち。彼らがやりたいことを実現できるように、しっかりとサポートし続けた大人たち。それぞれの姿に胸が高鳴った物語。

峯森和代

文苑堂書店福田本店
富山県
富山県高岡市福田43

コロナは私たちからたくさんのものを奪ったけれど、奪えなかったものだってある。多くの我慢を強いられた中で、それでも「やりたいこと」に手を伸ばした彼らがとても輝いて見えました。それぞれが「好き」「楽しい」の輪を広げていく流れはとても微笑ましく、思わず頑張れ、いいぞ、と応援しながら読み進めていきました。コロナ禍でも「青春」を諦めなかった姿には本当に励まされます。彼らの心情を丁寧に言葉にしてくださったので、年齢も立場も違うのにものすごく感情移入してしまいました。事情も環境も異なるのに同じ空を見上げ、競い合い、共有し、笑っている。スターキャッチコンテスト、ぜひ開催してほしいです。

一杉亜津子

紀伊國屋書店上智大学店
東京都
東京都千代田区紀尾井町7−1 地下1階 2号館 上智大学 四谷キャンパス

感染症の蔓延により、世界の景色はこれまでと一変してしまった。中高生の日常生活を彩っていた部活や合宿、友達との他愛ないおしゃべり。それらを奪われ、あるいは自分から手放し、またあるいは元から構築できないまま、断ち切られた場所で立ちすくむ三人の主人公たち。
彼女たち、彼らたちの心情は、学校生活から遠く離れた私にとっても驚くほどリアルだった。何が正解なのか分からず、ただ目の前にある日常をやり過ごし、他者からの偏見や自身の立ち位置に恐怖し困惑していた日々が生々しく思い返される。
けれどその毎日の中でも輝くものを見つけ出そうとする子どもたちが、土地や学年を越えて少しずつつながりあっていく過程は読んでいるだけで胸が熱くなってくる。子どもたちをつなぐものが星であり宇宙でありISSであるというのが象徴的だ。地面がどれだけ分断されようとも、天体は運行を続け月も星も同じものを見られる。
「離れていてもつながっている」という、ともすれば陳腐にも思える言葉をこれほど強く実感できるのは、ひとえに辻村深月氏の繊細で丁寧な描写の積み重ねのためだろう。
それぞれの場所でそれぞれに悩み、鬱屈を抱え、ままならなさにもがく登場人物たちの姿は切なく苦しい。だからこそ頭上に広がる星の美しさと解放感がひときわ胸に迫るのだろう。
星空とパソコンの画面でつながりながら、子どもも大人も一歩一歩前に進んでいく。やがて光が見えてくることを今の読者は知っているけれど、登場人物たちの時間が戻るわけではない。葛藤や選択をしないで済んだ世界はどこにもない。それでも、「大丈夫だよ」と言ってあげたくなった。あなたたちも世界も大丈夫だよ、だからそのまま進んできてね、と。
今現在の時間を登場人物たちはどうやって過ごしているのだろう。彼ら彼女らに思いを馳せながら星空を見上げたくなる、そんな読後感の小説だった。

石澤可菜子

くまざわ書店昭島店
東京都
東京都昭島市田中町562−1 モリタウン専門店街2F

物語は、コロナ禍の真っ只中。思いもよらない事態に翻弄されながら、あの日々を学生として過ごした方はもちろん、それを見守っていた大人たちにもぜひ読んでいただきたい。
たくさん我慢した世代だけど、どんな時だって人と人は繋がれる!! 希望のかたまりのような一冊です。

森田めぐみ

明屋書店イケヤ高丘店
静岡県
静岡県浜松市中区高丘東1丁目2−40 イケヤ文楽館高丘店 明屋書店

コロナ禍の息苦しい世界でも、星は変わらずそこにあったことを思い出させてくれる一冊でした。

あおい書店富士店
静岡県
静岡県富士市本市場町995 あおい書店

近いけれど距離を感じる生活と、距離があっても近くに感じられる関係。
この数年でみんな悩んだこと。 大切なものってどうやって守ったら良かったんだろう。
ただ一回の人生の、一日を、一年を生きる私たちに大切なことを思い出させてくれる。
辻村深月先生をもっと好きになりました。

鈴木裕里

うさぎやTSUTAYA宇都宮東簗瀬店
栃木県
栃木県宇都宮市東簗瀬1丁目41−3

この星の下、私たちは確かにつながっている。
今までの日常が"新しい普通"に移り変わる中で、誰もが窮屈で息苦しい気持ちになっていたと思います。
けれども、そんな状況だからこそ出来たこと・見つけられたこともあったのだということを大切にしたくなる物語でした。

猪俣

未来屋書店 水戸内原店
茨城県
茨城県水戸市内原2丁目1 イオンモール水戸 3F

 バラバラだった中高生が徐々に大きな固まりへ強い絆でつながっていく感動的なストーリでした。その中で淡い恋心あり、繋がりそうではなれていく切なさあり。またつながっていく、乗り越えていく、そんな展開が印象的でした。はるか昔の高校時代(青春時代)を思い出しながら、夜空を眺めてみたいと思います。

関 在我

紀伊國屋書店学習院大学ブックセンター
東京都
東京都豊島区目白1丁目5−1学習院大学西2号館1F

中学・高校の3年間という限られた時間の中で、「落ち着いたら」がいつになるのかもわからず過ごすこと。「落ち着いた」時には周りの人や環境が変わってしまっているのかもしれないこと。
当時を学生として過ごした人には、社会人だった自分以上に感じることの多い作品だと思います。

まだ前のようには戻っておらず、やっぱり手探りのまま過ごしている現在ですが、いつかこの本を挟んで「あの時はどうだった?」と話せるようになればいいなと思います。
きっといつ読み返しても、今以上に何もわからなかったあの頃を思い出させてくれる本であると感じます。

吉田実穂

三省堂書店有楽町店
東京都
東京都千代田区有楽町2丁目10−1 1•2階 東京交通会館

コロナだから・・・と抑圧された日々の中。この時代を学生として生きた中高生達。コロナだから何も出来なくて可哀想。
そんな風にひとまとめにして思っていたけれど、もどかしさや葛藤の中に、抑圧された日々の中でも出来る事を全力で探し夏を迎え撃った学生たちの姿は、星のように青春の光で輝いていた。失われた事ばかりが強調されるけれど、そこには一度きりの経験と出会いもある。
言葉に出来ない思いを抱えて過ごしたコロナ禍で、辻村さんが掬い上げて言葉にしてくれたことで救われた気持ちが沢山あった。
きっと死ぬまで抱え続けるだろうこの時期のもどかしさや葛藤は、失ってはいけない気持ちだと思う。
この気持ちを思い出す事で、当たり前にある日常が何よりも輝いて見える事をこの本は思い出させてくれる。

平山佳央理

ブックマルシェ我孫子店
千葉県
千葉県我孫子市我孫子4丁目11−1 あびこショッピングプラザ 3階

コロナによって失くしたもの、奪われたものは確かにある。
でも失くしたことで得られたものもまたある。
登場する中・高生たちの葛藤が息づかいとともに聴こえてくるようで、その言葉、その熱意をサポートする大人たちもまた熱量をあげながらともに考える姿は実に胸アツだ。一度しかない学生生活で悔しさだけではない、爪痕が胸に残る。
「コロナ憎い」から始まった物語かもしれないが、その想いをグッと昇華させ、今の時代を共に過ごしたからこそ響く景色がみえてくる作品だ。

渡邉森夫

福家書店古河店
茨城県
茨城県古河市旭町1丁目2−17 イオン古河1階

辻村作品で私の好きなところは傷つき悩んでる子どものそばには頼れる大人がいることです
この星 でも綿引先生をはじめとして素敵な大人がたくさん出てきます。私が子供の頃、こんな大人が居てくれれば……。子供に対して自分がこんな対応ができていれば……と憧れます。彼らの共通点は子供達に真摯に向き合うという単純かつ困難な姿勢です。そんな大人に見守られながらも自分たちで進めるスターキャッチの企画から、どんどんわくわくして一気に読んでしまいました。綿引先生の「彼らの時間が丸ごと何もなかったかのように言われるのは心外。きちんとそこには時間も経験もありました」という言葉がしみじみと響きました。

五月女

平安堂あづみ野店
長野県
安曇野市豊科南穂高1115 スワンガーデン安曇野内

これ以上ないくらい青春が詰まった一冊。多くの人が感じたコロナ禍での閉塞感、行き場のない不安や憤り、そして悲しみを中高生の主人公たちを通して、ありのままに表現されているのがありきたりな言葉だけど、すごくいい。彼・彼女らにとって忘れられない思い出とともに、私にとっても生涯忘れられない一冊になった。

文真堂書店ビバモール本庄店
埼玉県
本庄市中央2-4-60 ビバモール本庄2F

それぞれの人生、青春が交差して素晴らしい時間を紡ぎ出す。
それがリアルであろうとリモートであろうと、その時間の貴重さは変わらない。
中学生高校生たちの、コロナ禍の青春。
その中で何が出来るのかを模索し、楽しみながら突き詰めていく姿勢に全力で応援したくなる。
一人一人、背負っているものはあって。
それでも前を向いて進んで行く姿が眩しい。
スターキャッチコンテスト、参加したい!!

山本智子

平安堂長野店
長野県
長野県長野市南千歳1丁目1−1 2階~3階 ながの東急百貨店別館シェルシェ

これは、あのコロナ禍、学校生活という日常が止まってしまった時、日本中のどこにでもいたはずの子供たちの物語。友だち、部活、授業以外の経験から得るはずのもの…それを失った子供たちの混乱、哀しみ、そしてあきらめを改めて私たちは知ることになる。゛すぎてしまえば゛の一言で片づけられない、かけがえのない日々だからこそ、「スターキャッチコンテスト」にかける子供たちを、物語の中の教師や親たちと一緒に私たち読者も応援したくなる。身近な人とのソーシャルディスタンスを強要される時に、茨城、東京、長崎と遠く離れた゛天体仲間゛がオンラインでどんどんつながっていく物語の後半はワクワクした。子供たち一人一人の個性が丁寧に描かれていて、みんなに感情移入してしまう。それだけに、新しい春を迎えて前に進む姿が嬉しかった。

町田佳世子

紀伊國屋書店東京理科大学神楽坂ブックセンター
東京都
新宿区神楽坂1-3 神楽坂キャンパス7号館2F

「マジで泣きました」って言葉を、何かを薦める時にも感想にもあまり使いたくないのですが、本当に泣きました。だってしょうがないんです。諦めと順応で「仕方ない」としてきた感情を言語化されて、そのうえでもがいて、進んで、輝いてゆく人々の物語なんですもの。胸が詰まるポイントはいくつもありましたが、読み進めるごとに場所や年齢にかかわらず日本各地の物語がつながってゆく感覚、とんでもなく気持ちよかったです。星や綿引先生やスターキャッチコンテスト(そして時々日本きのこ図鑑)などはもちろんですが、コロナもまた、彼らをつなげるきっかけでもあったことが、余計に胸に迫りました。
コロナが流行してよかったとは決して思いません。なければない方が絶対にいい。これは作中でも語られていましたね。けれど、コロナによって人との物理的なつながりを阻まれたからこそ、つながれた縁もある。日常が決して単なる「ふつう」じゃないことを知ったからこそ、生活している場所や年齢や性別を問わず、誰かを大事にできるような。誰かと結べるような。「この夏の星を見る」は、この時代を生きた私たちに届く、星座のような「つながり」の物語でした。
とんでもなく個人的な事情で恐縮なのですが、以前別の仕事でどうしても起き上がれない日々を過ごして休職していた時、起き上がる力をくれたのは辻村さんの「かがみの孤城」でした。今日という日にずっと沈み込むのはとても楽で苦しかったし、諦めを覚えると人は簡単に慣れてしまうけれど、その中で「コロナだけどこうしよう、コロナだからこうしよう」(この星作中の茨城の地元新聞の見出しにはっとしました)と、自ら道を切り開いてゆくこの物語は、「かがみの孤城」同様誰かの救いになるのだろうなと思います。願わくばこの時代を生きたすべての人に届いてほしいし、「こんな大変な時代があったね」と語れる遠くて近い未来にも届きますように。
素敵な物語を本当に本当にありがとうございました!

追伸:あとこの感想を提出するにあたってWebHotLineのページを見ていたら、装丁がアルビレオさん(デザイン事務所さん?)というのも偶然なのか意図的なのかは分かりませんが、胸に来るものがありますね。天音ちゃんを思い出す…。あ~~~武藤くん円華ちゃん大好きすぎるんですけどグイグイ猪突猛進型天然ガール天音ちゃんにドギマギする真宙くんは思春期。もカワイすぎる……LOVEは本題から逸れるのでおおっぴらに見たい!とは言えませんが円華ちゃんをめぐる三角関係とか気になりすぎます蛇足すみません~~!

横山史葉

紀伊國屋書店愛知産業大学ブックセンター
愛知県
愛知県岡崎市岡町原山12-5 愛知産業大学 コミュニティ会館1F

読んでよかった!すごくよかったです。この中には誰もが1度は抱えたことのある想いが1つはあるはずです。一気に日常が変わったあの時から2年。今日まで毎日に必死で少しずつ日常が戻っていることもあり、どこかあの日々は過去になりかけています。でも、やっぱり苦しくてしんどかった、確かに子供たちは頑張っていた、私も頑張っていた…ことを思い出させてくれます。1つ1つの思いや価値は比べることなんてできない、大きいも小さいも特別も人それぞれだから。一歩を踏み出せなくても巻き込まれてしまうことで、流れに身を任せてみることで新しい景色を見ることが出来るかもしれない。「楽しい」と思えることは「生きる」につながる。夏の星空と共に辻村さんからの切実なメッセージをたくさん受け取りました。そして思いました。
いっぱい考えて一生懸命生きることって、なんて尊いんだ。
今を生きる!私たちにできることは結局これなんだ。
中高生を中心とした青春ストーリーですが、同じ2年を過ごしたからこそ大人にもこの希望は必ず響きます。

柴田真奈美

ジャック鷲津駅前ブック館
静岡県
静岡県湖西市鷲津5234

望遠鏡を、素人でも作れることに、まず驚きました。あんな大きなものを、と。ホームセンターで買えるもので、安価に、気軽に、作れてしまうなんて。そしてそれで、ちゃんと星が見られるというのだから、すごい。見てみたい。

コロナが流行して、緊急事態宣言がだされて、他県だけではなく、家からもあまり出られない日々が続いたのは、記憶に新しいです。「今だけ」「落ち着いたら」「仕方がない」「我慢するしかない」何回も聞いたり、言われたり、自分でも言ったりしたその言葉たちが、すごく腹立たしく感じました。コロナ禍での状況が主に描かれていたはじめは、なんともいえないもやもやがあふれて、しんどかったです。
でもそのあと、望遠鏡を自分たちで作り、スターキャッチコンテストに向けて勉強していく中高生たちの姿は、読んでいてわくわくしました。遠く離れた地にいるひとたちとオンラインで話し、思わぬ共通点を見つけたり、知らないことを知ろうとしたり、和気藹々としていて、とても楽しそうでした。子供たちだけではなく、大人たちも、そんな子供たちをみて、学ぶことはあるのだと、感謝していて、いい先生たちだなあ!!と、先生の肩を叩きたくなりました。
「楽しいからやる、自分たちの意思でやる。楽しまなきゃ意味がない。」綿引先生のこの言葉、とても心に残りました。その通りだなって。
星をつかまえる、というフレーズも好きです。あった!見つけた!ジャッジが長い!と声を出し合う姿、私も一緒に見ているかのようで、本当に楽しかったです。
「これ以上、私たちから何も奪わないで」「これくらいの特別は、ください」と、切に願う子たちの想いにぐっときました。切ない。
最後のISS観測会、感動しました。ありがとう!という叫びを見て、涙が出ました。本当に面白かったです。ちょこちょこ恋愛事情がからむのもにやにやしながら見ていました。どんな環境であれ、今は今しかない。自分の好きなことを学ぶ、やってみる、そういう風に、子供も大人も、過ごしていけたらいいなと思います。

未来屋書店高崎店
群馬県
群馬県高崎市棟高町1400 イオンモール高崎 2F

コロナ禍の学生生活をまるで一緒に過ごしているかのようなそんな感覚で読み進めてしまいました。あの時学生だった人にはとても共感できる作品だと思いますし、これから何年たってもこんな日常が本当にあったことを知るために、ずっとこの物語が読み継いでいかれるといいなと思います。あの時学生だった人にも、今学生の人にも、あの時社会人だった人にも、きっと何かしら刺さるものがあると思うのでぜひいろんな人に読んで頂きたいです。

吉野千鶴

柳正堂書店 甲府昭和イトーヨーカドー店
山梨県
山梨県中巨摩郡昭和町西条13−1 イトーヨーカドー甲府昭和店2F

コロナ禍、大人も子供も翻弄された。人生、今という瞬間は一度しかない。でも学生達の今はとりわけ濃くて大切なものだ。我々大人は彼らの痛みに寄り添えていたのだろうか。

コロナだからと諦めるのではなく、自分達の夏を迎え撃つ彼らの姿勢に周りの大人も救われていたのだと思う。読んでいる私自身も。

私は身近に子供がいないので、彼らの目線で描かれた本作を読めて本当によかった。

古屋奏美

卓示書店河口湖BELL店
山梨県
山梨県南都留郡富士河口湖町船津2986

青春は止められない。止まらない。止めなくていい。
コロナ初期、楽観的な気持ちで誰もがいたことでしょう。段々とどこのだれさんが罹ったらしい、緊急事態宣言が出ていたのに県外へ行ったらしい、遊びに行ったらしい、と真実は何なのか?何が正しい情報なのか?日本全国が疑心暗鬼に包まれていく。
そんな中、星を見る。手づくりの望遠鏡で。人の縁が、リモートでパソコンで目に見える形で繋がっていく様は波紋が広がるようですごい力を持っているんだなと感じました。
作中、先生方がコロナでよかったこと悪かったこと、得たもの奪ったものを学生たちに選ばせる形になったこと、葛藤させたことを悔やんでいて、学生たちはいい先生に恵まれたんだな、羨ましくなりました。
いつか、全員がどこかで会えることを、そして、一緒の望遠鏡をのぞけることを願ってます。

有隣堂淵野辺店
神奈川県
神奈川県相模原市中央区淵野辺4丁目16−34

世界が一変してしまったあの日、誰もが言葉にできない不安に襲われたと思う。特に学生たちは過去にできていたこともできなくなり、一瞬にして未来が見えなくなったはず。でも、それに対して大人たちが『かわいそうだね』とか『残念だったね』というのは間違っている気がする。作中でも自分たちで考えて、その時できる最善のことをやっていた。この作品を読んで若者たちが『あの時こうしてよかったね』と振り返ることが出来ればいいなと思う。

大久保

文苑堂書店新湊店
富山県
富山県射水市善光寺13−10

大人よりよほど複雑な時期にコロナ禍を迎えた子どもたちの、繊細で行き場の無い思いがありありと描かれていました。
夢中になれること、共に挑戦できる仲間、それこそが青春なんだと、自分の学生の頃を思い出しながら改めて感じ胸が熱くなりました。
登場人物たちの星座のようなキラキラとした繋がりが眩しくて、夏。

鳥山

柏の葉 蔦屋書店
千葉県
柏市若柴227-1 柏の葉T-SITE

ソーシャルディスタンス、緊急事態宣言、自粛、不要不急の外出、濃厚接触者…
1日中 各メディアから溢れていた言葉。

 今、過去になっている。本当に収束しているのか不安のまま…
社会が過去にすることに必死になっている気もする。

 2020年 あの異常事態の中、迷い、模索しチャレンジしながら、はるか宇宙の星々に思いを馳せる子どもたち。離れていても同志と心を沿わせる。
大人が思っているより遥かにたくましい。
さらに子どもたちの力を信じて見守る。大人たちも素敵だった。暗い道を照らす月のように。

 辻村さんが綴る思春期の心情は親の私でも共感性が高い。なんなら数十年前のあの時にタイムスリップしてしまう。
限りある中でできる事を模索し実行した成功体験はなにものにも変え難い宝物。
 この未曾有の事態がなかったら…と思うこともあるが、だからこそ見えたものも多い。
足元を見がちだった日常。この作品に出会って意識して空を見上げている。
今だに続いている終わりのない不安を抱えている同じ思いの人がこの空の下にいると思いながら心を整える。
各世代に胸に深く沁みる物語。

河瀬裕子

丸善丸広百貨店東松山店
埼玉県
埼玉県東松山市材木町19−30 丸広百貨店東松山店5階

空を見上げる少年少女の姿が、ふいに浮かんだ。コロナ禍のなかを生きる誰もが感じてきた息苦しさや、言葉にできなかった思いに鼻の奥がツンとなる。一人でも多くの人に届けたい、胸に迫る青春小説。

本郷綾子

未来屋書店 各務原店
岐阜県
岐阜県各務原市那加萱場町3丁目8 イオンモール各務原 3F

学生時代にコロナ禍を経験した人も、そうじゃない人にもたくさん読んでほしい青春小説です。制限された活動の中で何ができるのか試行錯誤していくみんなの気持ちが伝わってきて、まるで一緒に部活をしているみたいに悔しい気持ちとか嬉しい気持ちを共有できたような気がしました。
個人的に私は小山くんと真宙がきのこの話で意気投合して小山くんが嬉しいなあ、と言うところがとても印象に残っています。中学時代は好きなものを受け入れてもらえなかった小山くんがオンライン越しで同じすきを持つ男の子と出会って嬉しそうに好きなものについて語ったところを見て、よかったなと涙が出ました。
きっとオンライン通話だったから背景の部屋が映って、そのおかげで真宙も小山くんと同じ好きを持っていることに気付けたんだと思うと亜紗が言っていたみたいにコロナ禍だから、制限されていたからこそ出来た繫がりであって、無駄な時間なんてなかったんだなと思うことができました。この本を読んだことで自分自身が過ごしたコロナ禍の時間も得るものがあったなと思い返すことができて救われた気持ちになりました。

富浦彩乃

戸田書店富士店
静岡県
静岡県富士市永田町2丁目66

星を探すこどもたちがみな、小さな星のようだった。
色も形も大きさもひとつとして同じものはなく、「今を生きる」光を放っていて、読んでいて眩しいくらいだった。

社会全体が、未だに「正解」を知らずもがいている。正しいと信じて統制を取り、そのルールを理不尽に感じても従わなくては生きづらい。間違っているとも言い切れない。
息が詰まるような空気の薄さを読みながら感じ、自分自身のコロナ渦中の日常というより、まるで80年前のあの戦争の頃の空気感を追体験しているような感覚を味わった。

出会いや経験をコロナ契機にしないのと同じように、コロナを言い訳にしない潔さ。
この小さな星たちが輝きを曇らせないまま社会に出ていけるように、若い力を抑圧するだけの大人ではいたくないと強く思った。

山本

ジュンク堂書店名古屋店
愛知県
愛知県名古屋市中村区名駅3丁目25−9 堀内ビル 1F

面白いな面白いなとワクワクしながら読んでいたはずなのに、気付いたら何度か涙をこぼしていました。きっと、あの時期に考えすぎないようにしていた気持ちが溢れ出たのだと思います。
コロナによって自粛を促されていたあの時期、学生さんたちの試合や修学旅行がなくなってしまうというニュースを聞くたびに、それはどんな学生生活になるのだろう。本当はしなくてもいい我慢や諦めを、学生の、まだ子供の時期にしなくてはならないということは、一体どういう気持ちなのだろうと、ぼんやりと思っていたことを思い出します。ただ、その中で、自身の生活も窮屈になっていき、深く考え込むことを意識的に避けていました。あの時、そうやって避けてしまった学生さんたちが、物語の中で生きていました。
不自由な自粛生活の中で、各々が違う環境で、悩みながら一生懸命学ぶ姿はとても眩しく、そして頼もしくもありました。仕事の責任や義務ではなく、ただ自分たちのやりたいことのために突き進む、そうして見つけた『楽しい!』は、彼らの宝物になると同時に、自身にとっても宝物にもなったなぁと読み終わって息をいっぱい吸い込みました。
一歩一歩、ぶつかったり我慢したり大げさに転んだりして学んだ、柔らかでやさしい子どもたちの考えが、まっすぐに未来へ渡り繋がっていく姿は、正しく未来の姿なのだと思います。まるで未来へかける祈りのような、胸のうちが希望でいっぱいになれる素敵な物語を今、読めてよかったです。この物語のように、全国へ繋がって沢山の人に届いてほしい、届けたい物語でした。ありがとうございました。

清田彩乃

オリオン書房ノルテ店
東京都
東京都立川市曙町2丁目42−1 パークアベニュ 3F

最初の緊急事態宣言から3年。既に過ぎた時となったようなこの3年間。
大人たちにもそれぞれの複雑な思いがあったが、中学の3年間、高校の3年間は コロナ禍というどうしようもない出来事の前にまさにタイムリミット付きの人生の中でのかけがえのない時間となった。
読んでいて何度も喉の奥がギュッとなり、目が熱くなった。
多くの制限の中で過ごした時間にも、確かに仲間と過ごし成し得た事があったのだ!

中島書店 高原通り店
長野県
長野県塩尻市広丘高出1494−6

新型コロナウイルス感染症で奪われたものばかりだと思ったいたけれど、得たものもたくさんあったことに気づきました。全国の中高生が空を駆ける一つの光点を目で追う姿に涙が溢れました。

有隣堂伊勢佐木町本店
神奈川県
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目4−1

読了するのが惜しいような気持ちになりました。スターキャッチに興じる皆と離れてしまうようで。日本中バラバラに居る作中人物達と一緒に過ごした夏は、理科系まるっきり苦手な私にも、特別な夏です。

鴛海聖子

紀伊國屋書店 新宿本店
東京都
新宿区新宿3-17-7

三省堂書店 池袋本店
東京都
豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 別館・書籍館

ジュンク堂書店 池袋本店
東京都
豊島区南池袋2-15-5

ときわ書房 本店
千葉県
船橋市本町4-2-17

未来屋書店 土浦店
茨城県
土浦市上高津367 イオンモール土浦3F

丸善 ラゾーナ川崎店
神奈川県
川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ1F

紀伊國屋書店 横浜店
神奈川県
横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店7F

有隣堂 横浜駅西口店
神奈川県
横浜市西区南幸1-4-B1F

紀伊國屋書店 流山おおたかの森店
千葉県
流山市おおたかの森南1-5-1 流山おおたかの森S・C2F

コーチャンフォー つくば店
茨城県
つくば市学園の森3-50-7

未来屋書店 碑文谷店
東京都
目黒区碑文谷4-1-1 イオンスタイル碑文谷店5F

離れていても、人と人は繋がることができる。天体観測を通して繋がる絆に胸が熱くなりました。

くまざわ書店 南千住店
東京都
荒川区南千住4-7-2 LaLaテラス南千住1F

コロナ禍での過酷な生活、中高生たちが天体観測で繋がっていく物語。読んでいて心を締め付けられたり情熱が伝わったり、今のご時世だからこそ心に響く大傑作をあなたに読んで欲しいです。

鈴木康之

近畿・中国・四国
宮脇書店ゆめモール下関店
山口県
山口県下関市新椋野1丁目2−25 ゆめモール下関店

予想以上に心が震えた。
一つ一つの展開に鳥肌が立ち、勝手に涙が出てくる。ああ、これが心が震えるということか。
コロナ禍の中高生たちの青春といえば聞こえがいいが、それだけではないのだと思う。言葉にできない思いがこの作品に詰まっている。
私の子どもたちもちょうど同じ世代。彼女たちの青春も失われた、奪われたと言われ続けた。
そんなことはないと思うし、実際子どもたちは怒っていた。亜紗や真宙や円華たちみたいに見えない何かに怒っていた。そして作品中のスターキャッチコンテストほどではないが何かできることをしようと楽しんでいた。
この作品を読んだからこそ気付く。大変なこともあったけれど、新しい楽しみ方繋がりかたを教えてもらったとも思えるようになった。今の状況に感謝したい。

吉井めぐみ

ジュンク堂書店 滋賀草津店
滋賀県
滋賀県草津市大路1丁目1−1 ガーデンシティ草津 地下1階

コロナ禍だから中止になったこと、コロナ禍だから出会えたこと、そんなことを何も考えずに学生時代を過ごせたら。でもこの小説の彼らはいつのまにか何もかも忘れて自分の眩しく切ない瞬間を生きていたと思える。自分が好きなこと、したいことを見つけたら、それは大人になってもずっと持ち続けて、前に進んでほしい。今この時代にこの小説の眩しさに包まれて幸せだ。きっとこの作品は生きづらさをかかえて、苦しんでいる誰かを守ってくれる。
あなたの夜空にも星は輝く。

山中真理

宮脇書店 境港店
鳥取県
鳥取県境港市竹内団地276 PLANT-5境港店内

コロナ禍の中様々な苦悩を抱えていた皆が、天文部の活動を通じて明るさを取り戻していく、生徒達の感情が星の様に眩しい一冊です。

BOOKSジュピター
徳島県
徳島県板野郡藍住町奥野西中須62−1

安直だけど夜空を見上げたくなる。何十年後かにコロナ禍を顧みた時に読んだ人の心に残る作品だと思う

林貴史

未来屋書店明石店
兵庫県
兵庫県明石市大久保町ゆりのき通2丁目3−1 イオン明石SC2F

コロナ禍、どこにも持って行き様の無かった思いが、すべて言語化されていました。涙が止まらなかったです。
子どもたちが当たり前の事を諦めないで欲しいと願いながらも、結果的に諦めさせる事しか出来なかった当時の自分自身を思い出しました。
「すごくムカついているし、怒っています。悔しい」。
子どもたちも私も、そうでした。
『この夏の星を見る』の大人たちは「わたし」。亜紗たちは「子どもたち」。間違いなく「わたしたちの物語」です。
リアルでは、令和5年5月8日に、新型コロナウィルス感染症は「5類感染症」へと移行され、マスク着用も個人の判断となりました。ようやくコロナ禍前の生活に戻りつつあります。このタイミングだからこそ、コロナ禍で悩み苦しんだ全ての人に読んで欲しい一冊です。

大田原牧

喜久屋書店豊岡店
兵庫県
兵庫県豊岡市加広町7−32 コープデイズ豊岡 2階

コロナ禍で一番しんどい思いをした少年少女たちが現状を少しでも変えるため動いたこと、全然違う場所に暮らしているのに繋がれた奇跡、全てが尊く愛おしいです。

中村美穂

明屋書店小郡店
山口県
山口県山口市小郡下郷785番地1

「コロナのせいで」から「コロナのおかげで」と思わせてくれるような前向きな物語でした。つながりが増えていき、離れてもつながっているという物語の結末はかけがえがなく、じんわりと心に響きました。コロナで我慢しなくてはいけなくなった人に必ず響く本だと思いました。

玉井慎一

明屋書店喜田村店
愛媛県
愛媛県今治市東村1丁目1−30

コロナ渦の中高生が主題の作品と知った時、コロナ禍にはもう社会人だった私は、共感できるか不安だった。
しかしいざ読み始めると、一瞬で学生の頃の自分に戻れてしまい、もうすっかり彼、彼女らの星仲間の気分だ。
試合やコンクール、修学旅行などの行事が中止になる中でも、自分の殻に閉じこもってしまうことなく、「好き」という気持ちや好奇心で、どんどん繋がりを広げていく彼らの姿が、どの天体よりも輝いていて眩しい。
青春の形はひとつじゃないと、彼らに教えてもらいました。

これまでの「普通」=「正解」ではないのだと気づかされました。
時を経て、北極星がかわっていくように、不変のものなんてないし、当たり前なんて存在しない。それは寂しいことでもあるけれど、それ以上に明日を照らす希望でもある。
柳くんの「もうすでにある答えに向けて確かめるための実験をするんじゃなくて、今、自分たちが観測していることが答えそのものになっていくっていうか」という言葉のように、私たちは今、まだない答えを模索している最中なのかもしれない。

もしもコロナがなかったら、この作品は生まれなかったかもしれない。
そう考えると、何もかも悪いことばかりではないなと思って、希望を見い出せた。
なかったはずの未来。あったはずの未来。どちらも大事に胸に抱きながら、今日も空を見上げたい。

中高生はもちろん、どの年代の方にもぜひ読んで欲しい。
きっと、どんなときも、あなたの心を照らし続ける存在になる。

高橋杏奈

TSUTAYA上新田店
大阪府
大阪府豊中市上新田4丁目29−13

何度も泣けた青春小説。コロナでの不便はみんなに平等ではなかったけれど若者たちの行動力、力になりたい大人たちの姿が本当に眩しかった。

片岡真紀

金高堂書店 本店
高知県
高知市帯屋町2-2 チェントロ1F

コロナ禍の生活は大人以上に子ども達の生活も大きく変えてしまったことにあらためて気づかされた作品でした。コロナ禍でなければ繋がらなかった縁や気づきがリアルに丁寧に描かれている、今まさにどの世代にも読んで欲しい物語です。

未来屋書店大日店
大阪府
大阪府守口市大日東町1−18 イオンモール大日 3F

これ以上なにも奪わないでほしい。
コロナの年でなかったら、出合わなかったものがある。
失ったものばかりじゃない。
奪われたものだけじゃない。
悪いことばかりじゃない。
だって考えてみて!いつだって、同じ一年なんてなかったよね私たちだって。
なんかもう、胸がいっぱいで泣けて仕方がなかった。
君に届け、そんな物語だ。

石坂華月

喜久屋書店国府店
鳥取県
鳥取県鳥取市国府町新通り3丁目301−1

「学校行事が中止になった」「規模を縮小しての開催」、そういったコロナ関連のニュースを耳にするたび、学生生活のほどんどが”その年のそのとき”にしかないのに、、と見ず知らずの他人であるにもかかわらず胸が締め付けられる思いでいました。
『この星』のみんなのひたむきさや、純真さ、輝きに、なんだか救われたような気がします。これはフィクションとはわかっていますが、多くのコロナ禍で学生時代を過ごしたみんながこうであれ、そうであれ、、と願わずにはいられません。

中村優

大垣書店 イオンモール堺鉄砲町店
大阪府
堺市堺区鉄砲町1 イオンモール堺鉄砲町3F

友人や家族に直接会えなくなったこと、コロナ対策の意識差による葛藤……
コロナに奪われたことは、上げれば切りがなく、その度に日常の脆さを痛感していました。
しかし、そんな人との関わりが希薄になったコロナ禍も、辻村先生のフィルターを通すと、こんなに温かい物語になるんだなぁ。と、好きな文章を何度も何度も口ずさみながら読みました。
中でも、「私の今は今しかない。」という円華の言葉が大好きです。
いつまでも、奪われたことを考えて悲観している時間はない!と、この一瞬を大事にしたいと思える、大好きな1冊です。

長野桃佳

紀伊國屋書店 梅田本店
大阪府
大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街

MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
大阪府
大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町B1F〜7F

ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店
兵庫県
西宮市高松町14-2-405 阪急西宮ガーデンズ4F

九州
積文館書店 本城店
福岡県
福岡県北九州市八幡西区千代ケ崎1丁目1−1

登場人物たちの繊細な心の動きが文章から感じ取れてとてもおもしろかったです。

MK

紀伊國屋書店福岡本店
福岡県
福岡県福岡市博多区博多駅中央街2−1 博多バスターミナル 6F

コロナによって世界が変わってしまっても、大切な人を思う気持ちは、
決して変わらない。
多感な時期である中高生のみなさんが、それぞれの不安や悩みを抱えながらも、
ひたむきに生きていく姿に、胸に熱い気持ちが込み上げました。
決してあきらめないという、若さほとばしる情熱があふれています。
まるで流星群のような、心に多くのきらめきが流れる青春小説。
生き生きとした瑞々しいパワーに体全体が包まれるようでした!
最高でした!

宗岡敦子

オックスフォード福江店
長崎県
五島市吉久木町731 福江シティモール2F

ザ・青春ですね。
当店は五島の店舗なので、是非推していきたいと思います。
コロナ禍の中での、中高生の複雑な思いが細かく描かれ、ラストの五島の別れのシーンはこちらでは毎年恒例の年中行事のようなもので、五島民としては自分のことのように感じられました。

山本聡

明林堂書店 南宮崎店
宮﨑県
宮崎県宮崎市大淀3丁目6−111番地

喪った刻、得た刻
前代未聞のコロナ禍で翻弄された中高生の青春が綴られる。
大人でさえほとんど想定すらしていなかった混乱の中で、押し付けられた制限はどれほどまで窮屈であったのかに想いを寄せてしまう。ただ、そんな中で新たな取り組みを見つけ前進する様子は若い力、逞しさその物であり、見守る大人たち含めて一条の光を見るかのよう。宇宙という無限の可能性に合わせて静かな感動が永続するかのような群像劇。

河野邦広

明屋書店 宇佐店
大分県
宇佐市辛島33-1

真宙の学校と亜紗の学校が繋がるシーンがすごく好きです。「軽い気持ちで」(言い出しっぺの真宙が尻込みするものの)メールを送って送られて、結果、その些細なきっかけが彼らの世界を広げていくのが、本当によかった。更に五島のメンバーへとつながったのも、綿引先生の人脈によるのでしょうが、もっと言えば、綿引先生の「何かにすぐには役に立たないけれど、好きな気持ち」がつなげたもので、その線をより太くしたのは生徒たちのその気持ちなんだと思うと、読んでいて胸がいっぱいになりました。とても素敵な物語でした。

ゲラを読ませていただき、ありがとうございました。

後藤

丸善 博多店
福岡県
福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ8F

ジュンク堂書店 福岡店
福岡県
福岡市中央区大名1-15-1 天神西通りスクエア1F〜3F

六本松 蔦屋書店
福岡県
福岡市中央区六本松4-2-1-2F

コロナ禍という状況下であったからこそ、「スターキャッチコンテスト」を通じて出会うはずもなかった人々との繋がりが生まれ、交流がはじまる。まさに人生万事塞翁が馬、人生は糾える縄の如し。それは素晴らしいし良かったと思うけれど、それで良しとせず、コロナ禍という禍いは無かった方がもちろん良かったと言及しているところがとても共感できたし、素晴らしいさだと思う。この作品はあの時代は何だったのかと振り返った時に、一つの指針、寄る辺となるのではないだろうか。

峯多美子

福岡金文堂 行橋店
福岡県
行橋市西宮市3-8-1 ゆめタウン行橋店内

しみじみおもしろかったです。 大きなお話の筋はもちろん、こまかい部分まで心に響くので、魅力を語るよりも「読んでみて!」と、まるごと差し出したくなる作品でした。とくに中高生のみなさんにおすすめしたくなります。
一冊の本の中に青春のたのしさも苦しさもぎゅーっと詰まっていて、眩かったです。
星を探す中高生たちの姿もまた、きらきらと輝く星のように思えました。
終盤、ひととひととがつながり、それが全国に広がっていくさまはさながら星座を見るようで、目の奥が熱くなりました!
(個人的なことですが、わたしの祖母も五島出身でした。なので、才津館長のしゃべりの端々に祖母を思い出して、懐かしかったです)

富山未都



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