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新刊情報
『まろ丸伊勢参り』
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旅のお供は“まろ眉”の仔犬。幸せ求めて、いざ伊勢へ!
まろ丸伊勢参り
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著者 畠中恵
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発売日 2025年8月29日
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定価 1980円(本体1800円 + 税)
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登場人物たち

まろ丸
まろ眉の仔犬。結に拾われ、一緒に伊勢への旅に出る。

九郎
日本橋の両替商・木村屋の三男坊。将来に悩んでいる。

結
九郎の姪。大坂の大店へ養子に行くことに。
イラスト:早川世詩男
新聞連載時のイラスト一部公開!
まろ丸と行く!伊勢への道
著者コメント
著者プロフィール
畠中 恵(はたけなか めぐみ)
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他の著書に「まんまこと」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、「若様組」シリーズ、「まことの華姫」シリーズ、『わが殿』『猫君』『忍びの副業』などがある。
既刊情報
「つくもがみ」シリーズ
深川で古道具屋兼損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次姉弟。だが、この出雲屋の古道具の中には、生まれて百年を経て、「つくもがみ」という妖怪に化したものが多かった。よそへ貸し出されては、変な話を聞いて来て、噂話を繰り広げるつくもがみたち。気位も高く、いたずら好きでおせっかいな彼らは、今日もまた、出雲屋を引っ掻き回す。出雲屋姉弟とつくもがみたちが出会う騒動と事件の数々を描いた畠中恵ワールド!!
登場人物たち

清次
損料屋・出雲屋の若き主人。付喪神に振り回されながら謎を解く。

お紅
清次の姉のちに妻。器量よしのしっかり者だが、何をするにも「蘇芳」第一。

佐太郎
唐物屋・飯田屋の跡取り息子。お紅に想いを寄せている。
イラスト:三木謙次
最新刊
シリーズ一覧
「まことの華姫」シリーズ
江戸は両国。暮れても提灯の明かりが灯る川沿いの茶屋は、夜も大賑わい。通りの向こうの見世物小屋では、人形遣いの芸人、月草の名が最近売れてきている。なんでも、木偶の姫様人形、お華を相方に、一人二役の話芸を繰り広げるのだという。それも、話芸が目当てというより、お華に会いに来るお客が多いというのだ。何故なら。“まことの華姫”は真実を語る――。洒脱な人形語りで江戸の事件を解き明かし、市井に生きる人々の悲喜こもごもを描き出す!
推薦コメント
本家がえりをしながら、全く新しい衣装を着せることに工夫を凝らした意欲作!
謎解きのスリルと心温まる人情が見事に結び付いており、
月草とお華の活躍はすべての読者に希望を与えてくれるだろう。
登場人物たち

お華
木偶の姫様人形。江戸両国の見世物小屋で、芸人月草の話芸の相方として大人気。

月草
両国で話題の人形遣い。舞台での存在感は薄い。元は腕利きの人形師だった。

お夏
両国では知られた地回りの頭、山越の娘。
イラスト:Minoru
お華が「真実を語る」、というのはきっとそういうことだ。