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新刊情報



『まろ丸伊勢参り』



  • 旅のお供は“まろ眉”の仔犬。幸せ求めて、いざ伊勢へ!

    まろ丸伊勢参り

    • 著者 畠中恵
    • 発売日 2025年8月29日
    • 定価 1980円(本体1800円 + 税)

    六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。
    己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!

    六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。
    己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!


登場人物たち


まろ丸

まろ眉の仔犬。結に拾われ、一緒に伊勢への旅に出る。


九郎

日本橋の両替商・木村屋の三男坊。将来に悩んでいる。


九郎の姪。大坂の大店へ養子に行くことに。

イラスト:早川世詩男


新聞連載時のイラスト一部公開!



まろ丸と行く!伊勢への道



著者コメント




著者プロフィール


畠中 恵(はたけなか めぐみ)

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他の著書に「まんまこと」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、「若様組」シリーズ、「まことの華姫」シリーズ、『わが殿』『猫君』『忍びの副業』などがある。



既刊情報



「つくもがみ」シリーズ


深川で古道具屋兼損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次姉弟。だが、この出雲屋の古道具の中には、生まれて百年を経て、「つくもがみ」という妖怪に化したものが多かった。よそへ貸し出されては、変な話を聞いて来て、噂話を繰り広げるつくもがみたち。気位も高く、いたずら好きでおせっかいな彼らは、今日もまた、出雲屋を引っ掻き回す。出雲屋姉弟とつくもがみたちが出会う騒動と事件の数々を描いた畠中恵ワールド!!


登場人物たち


清次

損料屋・出雲屋の若き主人。付喪神に振り回されながら謎を解く。


お紅

清次の姉のちに妻。器量よしのしっかり者だが、何をするにも「蘇芳」第一。


佐太郎

唐物屋・飯田屋の跡取り息子。お紅に想いを寄せている。

イラスト:三木謙次


最新刊


  • アニメ化も大好評のお江戸妖ファンタジー「つくもがみ」シリーズ第三弾!

    つくもがみ笑います

    • 発売日 2020年09月24日
    • 定価 704円 (本体640円+税)

    生まれて百年、大切にされた品物は、人の言葉を解すつくもがみとなる――。江戸は深川、古道具を貸し出す「出雲屋」には、そんな品々が集まっている。単なる道具のふりをして様々な場所に貸し出され、人の暮らしを楽しんでいるのだ。ある日、店の一人息子・十夜(とおや)に送り出された道具たちは、「この世をひっくり返す」と息巻く、見知らぬつくもがみに襲われ……⁉ 個性豊かなあやかしが江戸を駆け巡る、大人気シリーズ第3弾。

    生まれて百年、大切にされた品物は、人の言葉を解すつくもがみとなる――。江戸は深川、古道具を貸し出す「出雲屋」には、そんな品々が集まっている。単なる道具のふりをして様々な場所に貸し出され、人の暮らしを楽しんでいるのだ。ある日、店の一人息子・十夜(とおや)に送り出された道具たちは、「この世をひっくり返す」と息巻く、見知らぬつくもがみに襲われ……⁉ 個性豊かなあやかしが江戸を駆け巡る、大人気シリーズ第3弾。


シリーズ一覧





「まことの華姫」シリーズ


江戸は両国。暮れても提灯の明かりが灯る川沿いの茶屋は、夜も大賑わい。通りの向こうの見世物小屋では、人形遣いの芸人、月草の名が最近売れてきている。なんでも、木偶の姫様人形、お華を相方に、一人二役の話芸を繰り広げるのだという。それも、話芸が目当てというより、お華に会いに来るお客が多いというのだ。何故なら。“まことの華姫”は真実を語る――。洒脱な人形語りで江戸の事件を解き明かし、市井に生きる人々の悲喜こもごもを描き出す!



推薦コメント

人形は嘘がつけない。人間が口にできないことも、人形なら言うことができる。
お華が「真実を語る」、というのはきっとそういうことだ。
──桐竹勘十郎(文楽人形遣い)
無限の物語を秘めた月草と華姫、お夏の造形は出色の出来。
本家がえりをしながら、全く新しい衣装を着せることに工夫を凝らした意欲作!
──菊池 仁(文芸評論家)
丹念な考証で両国の実情を浮かびあがらせ、江戸情緒が満喫できる作品。
謎解きのスリルと心温まる人情が見事に結び付いており、
月草とお華の活躍はすべての読者に希望を与えてくれるだろう。
──末國善己(文芸評論家)


登場人物たち


お華

木偶の姫様人形。江戸両国の見世物小屋で、芸人月草の話芸の相方として大人気。


月草

両国で話題の人形遣い。舞台での存在感は薄い。元は腕利きの人形師だった。


お夏

両国では知られた地回りの頭、山越の娘。

イラスト:Minoru


最新刊


  • 政略結婚から少女を救うのは、姫様人形!

    あしたの華姫

    • 著者 畠中恵
    • 発売日 2023年07月21日
    • 定価 814円(本体740円 + 税)

    両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。一帯を仕切る親分・山越も、娘のお夏と仲良くしてくれている二人に一目置いている。しかし山越が病に臥せり、跡取り問題が持ち上がった。自分こそ山越の息子だと言い張る怪しげな人物が現れたり、お夏の婿取り問題も持ち上がって、両国の人々の生活がかかった大騒動に――。仲良しのお夏を守るため、二人で一人、月草とお華の新たな冒険劇が始まる!

    両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。一帯を仕切る親分・山越も、娘のお夏と仲良くしてくれている二人に一目置いている。しかし山越が病に臥せり、跡取り問題が持ち上がった。自分こそ山越の息子だと言い張る怪しげな人物が現れたり、お夏の婿取り問題も持ち上がって、両国の人々の生活がかかった大騒動に――。仲良しのお夏を守るため、二人で一人、月草とお華の新たな冒険劇が始まる!


シリーズ一覧





『ゆめつげ』



  • 夢の中では見えざるものが見える……はず? 大江戸・不思議・騒動記!

    ゆめつげ

    • 著者 畠中恵
    • 発売日 2008年04月25日
    • 定価 792円(本体720円 + 税)

    小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。しっかり者の弟に叱られてばかりの弓月には「夢告」の能力があった。ある日、迷子捜しの依頼を礼金ほしさについ引き受けてしまうのだが……。

    小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。しっかり者の弟に叱られてばかりの弓月には「夢告」の能力があった。ある日、迷子捜しの依頼を礼金ほしさについ引き受けてしまうのだが……。



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