<第3回角川文庫キャラクター小説大賞 2次選考結果発表>

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第3回角川文庫キャラクター小説大賞は、総数344作のご応募をいただきました。
1次選考通過作品36作より、厳正な審査の結果、下記の4作品を最終候補作として決定いたしました。

最終選考会は、2017年9月に行われる予定です。
選考結果は、弊社配信「小説屋sari-sari」(毎月7日配信)誌上で発表されます。
また、角川文庫キャラクター小説大賞サイトでは、選考結果を選考日当日に速報でお届けします。

作品名一覧

◆相沢泉見「曰くの真贋鑑定士・中津川一臣」
◆問乃みさき「次回作にご期待下さい」
◆メグリくくる「貸さない本屋の相談屋」
◆路生よる「地獄くらやみ花も無き」
※応募原稿到着順

2次選考通過作品 全作品

相沢泉見「曰くの真贋鑑定士・中津川一臣」
《あらすじ》
 明治三十九年。零落寸前の華族の家に生まれた十六歳の少女、井上雪緒は、政略結婚から逃れ、絵の道に進む夢を叶えるため家を出る。そこで画家の中津川一臣と出会い、強引に彼の弟子になる。
 中津川は才能があるにも拘わらず絵に熱心ではなかった。彼が何よりも好んでいるのは『曰く付きの品』である。
 中津川の幼馴染である甲斐誉は曰く付きの美術品を扱う商人で、曰くが本物なのかそうでないのかを見極めるために、中津川の鑑定眼を頼っていた。
 中津川は自らを『曰くの真贋鑑定士』と名乗り、その膨大な知識を用いて美術品の裏にある真実を見極める。
 だらしがなく、人の顔をすぐに忘れたりする中津川に振り回されつつも、雪緒は弟子として鑑定に立ち会う。

問乃みさき「次回作にご期待下さい」
《あらすじ》
 眞坂崇は、漫画専門出版社エイジーナム出版が出している青年誌・月刊ゼロを五年前に立ち上げて以来、編集長として変人だらけの編集部を引っ張ってきた。
 そんな眞坂は、年配の夜間警備員・夏目直樹が、火事が起きた自宅アパートへ飛び込んで一冊の古い漫画雑誌を手に戻って来たのを目撃したことから、夏目が二十年前に消えた漫画家・直木ナツメであると気づく。直木ナツメは眞坂が生まれて初めて夢中になった漫画の作者で、それ以降ひとつの作品も発表していない。「もう漫画は描かないのですか」と訊く眞坂に、「私はもう漫画家ではない」と夏目は答える。一生漫画家でいられる人はごくごく一部である漫画界の厳しい現実を知る眞坂は、訊いてしまったことを激しく悔やんだ。
 しかし、夏目が危険も顧みず守りたかったものが、なぜコミックス最終巻ではなく、最終回が掲載された雑誌だったのか。気になった眞坂は、同期の変人編集者・蒔田とともにその答えを探し始める。そしてたどり着いた、意外な答えとは?

メグリくくる「貸さない本屋の相談屋」
《あらすじ》
 江戸、深川にある『貸本屋』は、その主人が『愛書家』のため本を貸し渋るため『貸さない本屋』、略して『貸本屋』と言われている。
 その『貸本屋』の主人、『先生』は毎日本ばかり読んでいて本は貸さないけれど、知識だけは豊富にあるから、何か困ったことがあれば相談すればいいと、別名『相談屋』として知られていた。
 そこの奉公人である亀さんは、毎日働かない先生の代わりに『貸本屋』としてお得意様を巡っているが、『相談屋』としての名前が広がりすぎているせいで、行く先々で色んな相談事を引き受けることになる。
 先生は亀さんの見聞きした内容から、相談事の全容を把握し、その相談事を次々に解決していく。

路生よる「地獄くらやみ花も無き」
《あらすじ》
 罪人が化け物に見える――そんな不思議な目を持つ主人公・遠野青児は、訳あってネットカフェを泊まり歩く放浪生活を送っていた。
 ある日の夕暮れ時、青い僧衣をまとった一つ目坊主に遭遇した青児は、やがて一軒の西洋館に辿り着く。青児を迎えたのは、白牡丹の着物をまとった少年・西條皓だった。『悩み相談』を生業にしていると言う彼は、持ち前の観察眼から青児の窮状を見抜き、住みこみの助手として屋敷で働くことを提案する。青児は衣食住を確保するため、皓の提案を受け入れる。
 やがて現れたのは、先ほど遭遇した『青坊主』の姿を持つ依頼人――乙瀬沙月だった。人気ブロガーである彼女は、不気味な鏡文字のメールに悩まされていると言う。果たして彼女の中に隠された『罪』とは何なのか。
 証言、スマホの写真、そして鏡文字――ばらばらになった手がかりを紐解き、皓は驚くべき真相を暴き出す。

2017年8月8日

角川文庫キャラクター小説大賞とは?

角川文庫キャラクター小説大賞は角川文庫による新人賞です。
受賞作は必ず角川文庫から刊行されます。

爽やかな青春ミステリから、痛快なアクション、謎が謎を呼ぶホラーミステリー。
あらゆるジャンルを横断する優れたエンターテインメント作品の数々。
面白さに条件はありません。それが角川文庫のキャラクター小説です。

第4回角川文庫キャラクター小説大賞 作品大募集!

物語の面白さと、魅力的なキャラクター。その両方を兼ねそなえた、
新たなキャラクター・エンタテインメント小説をぜひご応募ください。

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