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作家・今村夏子氏の書き下ろしを含む最新小説集『父と私の桜尾通り商店街』を本日2月22日(金)に発売いたします。作品を発表するたびに読む者の心をざわめかせ続ける著者の、最新にして最高の作品集、ぜひお手にとっていただけましたら幸いです。

■内容紹介

違和感を抱えて生きるすべての人へ 不器用な「私たち」の物語

桜尾通り商店街の外れでパン屋を営む父と、娘の「私」。うまく立ち回ることができず、商店街の人々からつまはじきにされていた二人だが、「私」がコッペパンをサンドイッチにして並べはじめたことで予想外の評判を呼んでしまい……。(「父と私の桜尾通り商店街」)

全国大会を目指すチアリーディングチームのなかで、誰よりも高く飛んだなるみ先輩。かつてのトップで、いまは見る影もないなるみ先輩にはある秘密があった。(「ひょうたんの精」)

平凡な日常は二転三転して驚きの結末へ――。
見慣れた風景が変容する、書き下ろしを含む全6編。
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連載時扉絵 左:「ルルちゃん」右:「ひょうたんの精」 イラスト:川嶋恵津子

連載時扉絵 左:「ルルちゃん」右:「ひょうたんの精」 イラスト:川嶋恵津子

■書誌情報

『父と私の桜尾通り商店街』今村夏子/著

発売日:2019年2月22日発売予定
定価:本体1400円+税
頁予定:240頁
体裁:四六版上製
装画:川嶋恵津子
装丁:鈴木成一デザイン室
発行:KADOKAWA
書誌ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000200/
■収録作品
・白いセーター 「文学ムック たべるのがおそい vol.3」
・ルルちゃん 「文芸カドカワ2017年12月号」
・ひょうたんの精 「文芸カドカワ2017年10月号」
・せとのママの誕生日 「早稲田文学増刊 女性号」
・モグラハウスの扉 書き下ろし
・父と私の桜尾通り商店街 「文芸カドカワ2016年9月号」

■著者紹介

今村夏子(いまむら・なつこ)

1980年生まれ。2010年「あたらしい娘」(「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞し、デビュー。本作を含む単行本で第24回三島由紀夫賞を受賞した。16年には、文学ムック「たべるのがおそい vol.1」に発表した「あひる」が第155回芥川賞候補となる。17年、単行本『あひる』で第5回河合隼雄物語賞を受賞。最新刊『星の子』は第39回野間文芸新人賞を受賞したほか、第157回芥川賞候補、18年本屋大賞第7位。

今村夏子作品が、KADOKAWAより2カ月連続刊行 角川文庫『あひる』も好評発売中!

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■内容紹介
あひるを飼い始めてから子供がうちによく遊びにくるようになった。あひるの名前はのりたまといって、前に飼っていた人が付けたので、名前の由来をわたしは知らない――。わたしの生活に入り込んできたあひると子供たち。だがあひるが病気になり病院へ運ばれると、子供は姿を見せなくなる。2週間後、帰ってきたあひるは以前よりも小さくなっていて……。日常に潜む不安と恐怖をユーモアで切り取った、河合隼雄物語賞受賞作。

■書誌情報
『あひる』今村夏子/著

発売日:2019年1月24日発売
定価:本体520円+税
頁数:176頁
体裁:文庫判
発行:KADOKAWA
書誌ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321806000312/
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