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特集

【ブックガイド】スキマ時間をホラー時間に――角川ホラー文庫&角川文庫のおすすめホラー短編集10選

通勤電車に揺られる時間、カフェで誰かを待つ時間、眠りに落ちる前の数十分。
日常の中にはたくさんの「スキマ時間」がありますよね。
もしその時間を、刺激的でゾッとする「ホラー時間」に変えることができたら――?

本記事では、角川ホラー文庫編集部がおすすめする、珠玉のホラー短編集を10作品ご紹介。
さあ、あなたの「スキマ時間」を、色とりどりの恐怖で満たしましょう。

角川ホラー文庫&角川文庫のおすすめホラー短編集10選

鈴木光司『仄暗い水の底から』(角川ホラー文庫)



すべてが最恐、すべてが規格外――日本ホラー界の帝王による伝説的短篇集

夫と離婚し、港区の埋立地に建つマンションに引っ越してきた淑美と5歳の娘・郁子。
ある日2人は、マンションの屋上でおもちゃの詰まった赤いバッグを見つける。
しかし、このマンションに子供は郁子以外いないはず……
その日を境に、不可解な現象が起き始める(「浮遊する水」)。

大ヒットホラー映画原作「浮遊する水」、『ユビキタス』の原型ともいえる「孤島」など、
“水”をモチーフとした7篇を収録。
『リング』著者による至高の恐怖短篇集。

<目次>
プロローグ/浮遊する水/孤島/穴ぐら/夢の島クルーズ/漂流船/ウォーター・カラー/海に沈む森/エピローグ/単行本あとがき/解説 篠田節子

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000537/
▼電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは試し読みを公開中!
https://bookwalker.jp/de7731a524-082c-4b44-947b-00369130001e/

新津きよみ『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)


角川文庫冬フェア2025「名作 わん!ダーランド」特別仕掛けカバー


食い物の恨みはこんなに恐ろしい――「食」と「女」がテーマの傑作短編集!

老人介護施設で働く純子は、一生忘れたくても忘れられない女性の担当になった。かつて自分の担任で、給食を無理に自分の口に押し込んだ女の――(「給食」)。「食」と「女」がテーマの傑作ホラー短編集!

<目次>
嗅覚/珍味/遺品/弁当箱/給食/手作り/お裾分け/怖い食卓

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/201203000953/
▼電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは試し読みを公開中!
https://bookwalker.jp/de9db5eca3-933e-4067-8406-4fe89a0e4579/
▼角川文庫冬フェア2025「名作 わん!ダーランド」開催にあわせ、2025年12月8日(月)より仕掛けカバーにて出荷中。詳細はこちら!
https://kadobun.jp/special/fair/winter/
※仕掛けカバーの取り扱い状況は書店により異なります。

山白朝子『私の頭が正常であったなら』(角川文庫)



私の哀しみはどこへゆけばいいのだろう――切なさの名手が紡ぐ喪失の物語。

最近部屋で、おかしなものを見るようになった夫婦。妻は彼らの視界に入り込むそれを「幽霊ではないか」と考え、考察し始める。なぜ自分たちなのか、幽霊はどこにとりついているのか、理系の妻とともに謎を追い始めた主人公は、思わぬ真相に辿りつく。その真相は、おそろしく哀しい反面、子どもを失って日が浅い彼らにとって救いをもたらすものだった――「世界で一番、みじかい小説」。その他、表題作の「私の頭が正常であったなら」や、「トランシーバー」「首なし鶏、夜をゆく」「酩酊SF」など全8篇。それぞれ何かを失った主人公たちが、この世ならざるものとの出会いや交流を通じて、日常から少しずつずれていく……。そのままこちらに帰ってこられなくなる者や、新たな日常に幸せを感じる者、哀しみを受け止め乗り越えていく者など、彼らの視点を通じて様々な悲哀が描かれる、おそろしくも美しい“喪失”の物語。【解説:宮部みゆき】

<目次>
世界で一番、みじかい小説/首なし鶏、夜をゆく/酩酊SF/布団の中の宇宙/子どもを沈める/トランシーバー/私の頭が正常であったなら/おやすみなさい子どもたち/解説 宮部みゆき

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000179/
▼電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは試し読みを公開中!
https://bookwalker.jp/dea19099fc-0472-4224-b946-41231a89e697/

小松左京『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』(角川ホラー文庫)



これを読まずして、小松左京は語れない! 今なお絶大な影響を与え続ける作家の傑作選。

太平洋戦争末期、阪神間大空襲で焼け出された少年が、世話になったおやしきで見た恐怖の真相とは……!? 名作中の名作「くだんのはは」をはじめ、小松左京の家に伝わるおまじないが創作のヒントとなった「まめつま」、謎の生物と神話的世界を交錯させた「黄色い泉」など、小説界に今なお絶大なる影響を与えつづける小松左京のホラーテイスト作品を選りすぐった傑作短編集。小松左京ライブラリによる詳細な解説を収録。

<目次>
すぐそこ/まめつま/くだんのはは/秘密(タプ)/影が重なる時/召集令状/あくりよう/消された女/黄色い泉/ける/ありの園/骨/保護鳥/霧が晴れた時/の化け物/あとがき/解説

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999130863/
▼電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは試し読みを公開中!
https://bookwalker.jp/de2869abf5-367a-4913-b280-abc90dff0f5c/

岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』(角川ホラー文庫)



岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始めるが……。衝撃の日本ホラー小説大賞受賞作

「教えたら旦那さんほんまに寝られんよになる。……この先ずっとな」時は明治、岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた……。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。

<目次>
ぼっけえ、きょうてえ/密告函みつこくばこ/あまぞわい/依ってくだんの如し

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/200103000829/
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恒川光太郎『月夜の島渡り』(角川ホラー文庫)



海の向こう、洞窟の奥深く、町場の片隅――島には異界が満ちあふれている

鳴り響く胡弓の音色は死者を、ヨマブリを、呼び寄せる――。願いを叶えてくれる魔物の隠れ家に忍び込む子供たち。人を殺めた男が遭遇した、無人島の洞窟に潜む謎の軟体動物。小さなパーラーで働く不気味な女たち。深夜に走るお化け電車と女の人生。集落の祭りの夜に現れる予言者。転生を繰り返す女が垣間見た数奇な琉球の歴史。美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに“異界”へと変容してゆく。7つの奇妙な短篇を収録。
『私はフーイー 沖縄怪談短篇集』を改題し文庫化。

<目次>
弥勒節/クームン/ニョラ穴/夜のパーラー/幻灯電車/月夜の夢の、帰り道/私はフーイー

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321409000002/
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小林泰三『家に棲むもの』(角川ホラー文庫)



『玩具修理者』『人獣細工』を生んだホラー短編の鬼才が放つ、7つの悪夢!

――天井を見ていると、引き摺り込まれちまうよ。

畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷――
姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の3人でこの家に暮らし始めた。
屋敷に住み続けることに並々ならぬ執着を見せる姑、
家の中で不審死を遂げた舅の噂、娘だけが目撃する謎の老婆。そして屋敷中で感じる不気味な気配……
違和感の数々に導かれ、やがて文子はこの家に隠された驚愕の真実に直面する(「家に棲むもの」)。

ホラー短編の鬼才が放つ悪夢の7編。

<目次>
家に棲むもの/食性/五人目の告白/肉/森の中の少女/魔女の家/おちゃんの絵

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https://www.kadokawa.co.jp/product/322404000871/
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岩城裕明『三丁目の地獄工場』(角川ホラー文庫)



日常と非日常の狭間の恐怖。「世にも奇妙な物語」以上に奇妙な5つの物語。

地獄が仕事場という謎の男。希望がない毎日を送っている私は、その男の話を聞くうちに男の境遇が羨ましくなり、酔った勢いで「代わりたいですよ!」と言い放つ。そこから私の地獄での地獄の日々が始まった。

<目次>
怪人村/女瓶/ぼくズ/地獄ヘル工場/キグルミ/解説 東 雅夫

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https://www.kadokawa.co.jp/product/321511000310/
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小林泰三、沙藤一樹、朱川湊人、森山 東、あせごのまん『日本ホラー小説大賞 《短編賞》集成1』(角川ホラー文庫)



ホラー小説の礎を支えた《短編賞》。これを読まなきゃホラーは語れない!

1994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集!

<収録作品>
小林泰三「玩具修理者」
沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 
朱川湊人「白い部屋で月の歌を」
森山東「お見世出し」
あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」

※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322307001286/
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https://bookwalker.jp/de6470da37-2da0-4acf-835c-6b0ed03a6ddd/

吉岡 暁、曽根圭介、雀野日名子、田辺青蛙、朱雀門 出、国広正人『日本ホラー小説大賞 《短編賞》集成2』(角川ホラー文庫)



《大賞》では測れない規格外の怖さ、ここに集結。

日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちがまとめて読める! 町会館で見つけた、地域の怪異が記録された古本を手にしたら――。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」。その発想力を選考委員が絶賛した、「穴」に入らずにはいられない男のシュールすぎる1作、国広正人「穴らしきものに入る」など計6編。当時の選評からの一言も引用収録。決して他では味わえない、奇想天外な短編ホラーの世界へようこそ。

<収録作品>
吉岡暁「サンマイ崩れ」
曽根圭介「鼻」
雀野日名子「トンコ」
田辺青蛙「生き屏風」
朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題) 
国広正人「穴らしきものに入る」

※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から6篇を収録したアンソロジーです。

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322307001287/
▼電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは試し読みを公開中!
https://bookwalker.jp/dea67bfab2-f60e-4f8c-a76a-f67c8d29417b/


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